オオヤマフスマ(大山衾・ナデシコ科オオヤマフスマ属)

IMGP6125 ヒメタガソデソウ
オオヤマフスマの花です。

雑草の合間から、ひっそりながらも、強く育つ花ですね。
IMGP6113 オオヤマフスマ

真っ白い、清楚な花です。
P1000932 オオヤマフスマ

名前の由来は、同じナデシコ科でハコベ属の
ノミノフスマ(蚤の衾)から来ている様です。
「衾(ふすま)」とは、平安時代などに用いられた古典的な寝具のひとつで、
掛け布団として使用していたものです。
この葉の形が、小さくて蚤の布団の様だと言うところから、
「ノミノフスマ(蚤の衾)」という名前が付いたそうです。

こちら、ノミノフスマです。
ノミノフスマ
ウィキペディアより

オオヤマフスマは、山地に生え、葉がノミノフスマより
大きいところから大山衾と名付いた様です。

別名 ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)
また、こちらの花は、ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)という
かわいくて、優雅な名前もあります。
これは、タガソデソウ(誰が袖草)と言うナデシコ科の花があって、
これより小さいので、姫という名前がついて、
ヒメダカソデソウとなった様です。

ヒメタガソデソウは、花が白く香気があることから、
古今集の歌で
「色よりも香こそ あはれと思ほゆれ 誰袖ふれし宿の梅ぞも」
から名づけられたそうです。

どういう意味かと言うと。。。。

この作者の家にある梅の木の枝が誰かによって折られていた。
きっと、梅の色より香りの方が心に沁みたのであろう。
その梅の木の枝は、誰の袖に入っているのだろう?
梅はその姿や色よりも香りの方が愛しく思える。
一体、この庭の梅は誰の袖が触れた為にこのように香るのか?

と言う感じでしょうか?
これも、いろいろと調べて私なりに解釈したので、
当っているか分かりませんが‥‥(笑)

IMGP6082 オオヤマフスマ

この花が、私の住んでいる近くのところで見つけました。

草津温泉関連でのホームページやブログでは、
あまり紹介されていない花ですが、
もし見つけましたら、この様に山地に咲く綺麗な花ですので、
大切にしてくださいます様、お願い申し上げます。

アカモノ(赤物・ツツジ科シラタマノキ属)

IMGP6209 アカモノ
アカモノの花です。
白根山でのハイキングコースで、あちらこちらでご覧頂けます。

IMGP6211 アカモノ
ピンク色で紅い帽子をかぶった様なかわいい花です。

IMGP6213 アカモノ

植物について、下から覗いてもエッチとは言われません(笑)
 IMGP6221 アカモノ
 
IMGP6222 アカモノ 

 花が終わるの赤い実が生ります。
赤桃と呼ばれているましたが、これがアカモノになったとの事です。

IMGP6236 アカモノ
山道沿いにたくさん咲いてます。

IMGP6241 アカモノ

いろんな花を観察しながら、草津町でのハイキングを
お楽しみください。

その疲れは、名湯草津温泉で癒しましょう。 

ミツバオウレン(三葉黄蓮・キンポウゲ科オウレン属)

IMGP6188 ミツバオウレン
ミツバオウレンの花です。
白根山から富貴原の池に行くコースで、
たくだん咲いておりました。

IMGP6145 ミツバオウレン

IMGP6186 ミツバオウレン
ミツバオウレンの葉は、周りにあるハート形の葉だと思って
しまいますが、三つ葉の鋭い鋸歯縁で、
厚く光沢がある葉がミツバオウレンの葉です。
IMGP6159 ミツバオウレン

IMGP6144 ミツバオウレン

この三つの葉があり、オウレンの花に属する事から、
ミツバオウレンという名前になったとの事です。

オウレンの花はこちらです。
_anemonifolia_2
ウィキペディアより

そのオウレンの意味は、多数のひげ根が黄色く連なる事
から黄蓮と名づいたそいです。

IMGP6180 ミツバオウレン
ハイキングコース沿いで、実にいっぱい咲いておりました。

IMGP6166 ミツバオウレン
草津の街中でも咲いている様です。

山道を歩けば、すぐに分かると思います。

是非、見つけてみてください。

富貴原の池 ハイキングコース

IMGP6290 富貴原の池
こちら、富貴原の池です。
富貴原の池を見たくて、ハイキングコースを歩いてみました。

元ワンダーフォーゲル部で、20Kgの荷物を背負って
高い山に登った経験もありますので、山へ行くのは大好きです。
しかし、軟弱となった今、登るのはしんどいと思い、
ロープウェイで白根山山頂駅まで行き、
富貴原の池ハイキンゴコースを下りながら行って参りました。

下りとは言え、上級者向けのこのコース、
よほどの足が丈夫でないと、キツイです。

私は歩くのが早い方ですが、
写真を撮ったり、休憩しながら、約2時間半で、
殺生河原に到着しました。

 IMGP6132 白根山
上の方は霧がかかっておりましたが、
富貴原の池を目指して、出発!

IMGP6194 富貴ケ原池
途中、分岐点があります。

IMGP6263 富貴原の池
山道沿いには、イワカガミや、いろんな高山植物が、
いっぱい咲いております。

IMGP6270 富貴原の池
富貴の池に近づくと、クマザサが一面に広がる景色となります。

IMGP6284 富貴の池
富貴の池、到着!

IMG_2126 富貴原の池
iphoneで撮影したパノラマ画像です。

それ以降、モクモクと下り続けます。

IMGP6298 富貴原の池
ダケカンバと白樺です。
見比べてみると、その違いは明らかです。

IMGP6302 富貴原の池
殺生河原、まだ、あんなに遠いのかよぉ~。

IMGP6306 富貴原の池
ロープとつたわって行かないと登れない!

IMGP6309 富貴原の池
道中、イワカガミがやたらと咲いております。

IMGP6316 富貴原の池
マジかよ!
こんなところ、登るの!!!!

IMGP6323 富貴原の池

殺生河原に到着!

ほっとしました。

このコース、健脚者でないと行けないと思います。
気楽に行かない様、お気を付けくださませ。

しかし、高山植物や、景色は絶景です。
すごい良いコースでした。

このコースで見つけた花は、ミツバオウレン、アカモノ等
明日以降、花図鑑として紹介させて頂きます。

お楽しみに!

クルマムグラ(車葎・アカネ科ヤエムグラ属)

IMGP6091 クルマムグラ
クルマムグラ(車葎)の花です。
前口のザゼンソウ公園で、いっぱい咲いてます。
ザゼンソウ公園では、川があちらこちらで流れていて、
その音や、野鳥の声、新緑、さかやかな風が吹いたりと、
とても気持ちの良い所です。

IMGP6086 クルマムグラ

 クルマムグラとは、
「クルマ」について、牛車の車輪の様な形からつきました。
IMGP5950 クルマムグラ

「ムグラ」については、「葎」と書き、
葎は、生い茂って藪のようになる、つる草の総称を言います。
IMGP6087 クルマムグラ
この2つを合わせて、クルマムグラと言う様です。

草津森の癒し歩道ロイヤルコースの周辺でも、
実にたくさん咲いてりました。
IMGP5860 クルマムグラ
 
 
IMGP5918 クルマムグラ
 
IMGP5916 クルマムグラ

 IMGP5928 クルマムグラ

是非、ご覧ください。

ミヤマニガイチゴ(深山苦苺・バラ科キイチゴ属)

IMGP6019 ミヤマニガイチゴ
ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)の花です。
このシワクチャな花。
トゲがあって、うっとしい雑草だなと思ってました。

よく調べてみますと、れっきとした山地で咲く花だったんですね。
ニガイチゴというのもありますが、これより標高の高いところで咲くのが、
このミヤマニガイチゴです。

IMGP6004 ミヤマニガイチゴ
読んで字のごとく、苦い苺の実が生るそうです。
とても食べられたものではなそうです。

ミヤマニガイチゴの特徴は、葉が単葉で3つに別れます。
別れない場合もあります。
中央の裂片は大きく長く、先端はとがり、基部は切形または心形で、
縁は重鋸歯になります。
IMGP6013 ミヤマニガイチゴ

IMGP6385 ニガイチゴ

こちらは、西の河原公園でたくさん咲いておりました。
IMGP6016 ミヤマニガイチゴ

これについて調べましたら、なんか好感を持てる様になりました。

もし、見かけましたら、是非、可愛がってあげてください。 

屋根改修工事のお知らせ(6月末まで)

CIMG2798 工事中
只今、当館では大きな工事が入っております。

屋根瓦が老朽化し、大変危険な状態となったからです。
CIMG2817 工事中

 万が一、この様に割れて、落ちて来たら大変です。

工事は、6月末まで行う予定です。
お客様には、大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
工事期間中にお越し頂いたお客様には、
2016年12月22日(木)まで使える、
特別割引券1080円引き券をお渡しさせて頂いております。

クチコミ等では、「外観が古い!」と、ご指摘を多数頂戴して
おりましたが、創業以来43年経った今、
ようやく外観の改修工事が出来る運びとなりました。

CIMG2808 工事中
屋根の上の方から、景色を眺めてみました。
なんという絶景だろう!

7月以降は、とっても綺麗な外観となる事でしょう!
とても楽しみです♪

6月6日(月)~9日(木)は、休館とさせて頂き、
お食事会場前の廊下の天井を修繕する予定です。
CIMG2818 工事
今だから、語れますが、
なんと、穴が空いていたんですね。(((( ;゚д゚)))
この廊下の風景を見るのも、今日が最後です。

7月以降、新たな外観となる草津スカイランドホテルへ
是非、お越しくださいませ。
標高1200mの避暑地、草津温泉。
2015年8月にリニューアルした栖風亭のお部屋は、
全室エアコン付きです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

ベニサラサドウダン(紅更紗灯台・ツツジ科ドウダンツツジ属)

IMGP6040 紅更紗満天星
ベニサラサドウダンの花です。
草津国際スキー場、天狗山第一駐車場にて咲いておりました。
最初、真っ赤な実が生っているかと思いました。
6月で、こんな実がある木があるのか?と、思い、
近くに寄って見ました。

IMGP5973 ベニサラサドウダン
 こんな花が咲いておりました。

IMGP5997 ベニサラサドウダン
 赤くてとても可愛らしい花です。

IMGP5989 紅更紗満天星
今年は、いろんな花の花つきがいいですが、
こちらも凄いいっぱい咲いておりました。

先日、サラサドウダンについて紹介させて頂きましたが、
こちらはサラサドウダンの変種で、花の色が紅いので、
紅更紗灯台といいます。

IMGP5976 ベニサラサドウダン
 紅更紗満天星と書くのもあります。

満天星躑躅の場合ですが、
「満天星」という名前をあてるのは、中国の故事によるもので、
昔、仙宮で霊薬を練るうち、誤ってこぼした霊水が、
この木に散って壷状の玉(ギョク)になり、
まるで満天の星のように輝いたと、言われております。
こちらの名前の由来の方が、ロマンチックですね♪

IMGP5982 紅更紗満天星
 こちらから、西の河原公園に行ったり、西の河原露天風呂に
行くのも便利な駐車場です。

その際、入口で咲いておりますので、是非、ご覧ください。 

ナナカマド(七竈・バラ科ナナカマド属)

IMGP5569 ナナカマド
ナナカマドの花です。
晴天の日に撮影しました。

IMGP5567 ナナカマド
こちらも、例年に比べて花つきがとてもいいです。

IMGP5566 ナナカマド

ナナカマドは、年に3回楽しませてくれますね。
 
くさんの赤い実をつけます。
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そして、紅葉となります。
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新緑を合わせれば、4回でしょうか?

ナナカマドの名前の由来は、七回竈に入れても燃えない?
とありますが、良く燃えるそうです(笑)

その他、七回度焼くと良質の炭になる”という説や、
上質な木炭となり、竈で炭になるまで七日間かかるという説や、
食器にすると丈夫で壊れにくくなり、
竃が七回駄目になるくらいの期間使用できる”という
説などもあるそうです。
燃えやすい木の食器で、竈が7回ダメになるくらい
使用出来る?釜のフタの事かな?

いろんな植物の名前の由来を調べておりますが、
こんなにたくさんの説があるのは、初めてです。

いろいとと由来について、調べて行くと花の名前も覚えますね。

こちらは、天狗山ゲレンデ付近で撮影しました。
是非、ご覧ください。 

サラサドウダンが、ハンパじゃない!!

IMGP5604 サラサドウダン
昨年も紹介させて頂きましたが、
サラサドウダンの花の数、今年はハンパじゃありません!

最近、いろんなところで花の咲き具合が良くて、
つい、写真を撮りまくってしまいます。
IMGP5613 サラサドウダン
このサラサドウダンの木です。
ピンク色っぽいところが、すべて花です。
西の河原公園のところで咲いております。

IMGP5614 サラサドウダン
このたくさんの咲き具合い、なかなか写真で表現するのは、
難しいですね。

IMGP5586 サラサソウダン

IMGP5591 サラサドウダン

実際に草津温泉までいらして、ご覧頂くのが一番でしょうか。
只今、草津温泉では、花いっぱいです。

花の時期も短いですので、ぜひ、お早目に草津温泉にお越しください。

6月4日(土)、空室ございます。

 天狗山第一駐車場に車を停めて、
西の河原露天風呂に行く途中でご覧頂けると思います。
大きな地図は、こちらです。
https://goo.gl/maps/bBJxF

是非、見つけてみてください。