シュウメイギク(秋明菊・キンポウゲ科イチリンソウ属) 

シュウメイギク
シュウメイギク(秋明菊)の花です。
湯畑まで歩いて行く途中、西の河原駐車場のバス停付近で咲いております。
シュウメイギクは感じで書くと秋明菊。
秋らしい花ですね。
シュウメイギクは、「菊」の名がついておりますが、
アネモネの仲間で、菊とはまったく違う種類の花だそうです。
また、京都府の貴船という地域に野生種が多く見られたことから、
貴船菊(キブネギク)という別名もあります。
シュウメイギクとは、
秋にキクに似た明るい花を咲かせる事から、名付けられたそうです。
シュウメイギクは、菊ではなかった。
ひとつ、勉強になりましたね。

シュウメイギク

シュウメイギク

シュウメイギク

西の河原駐車場のバス停付近で咲いております。
シュウメイギク

朝に撮影したシュウメイギクです。
シュウメイギク

今は、花が倒れてしまっておりましたが、
綺麗な花が咲いていたので、紹介させて頂きました。
湯畑に行く途中に是非ご覧くださいませ。

タチコゴメグサ((立小米草・ハマウツボ科コゴメグサ属)

タチコゴメグサ
タチコゴメグサ((立小米草)の花です。
弓池の周辺で、白根山方面に行く道路沿いで、たくさん咲いておりました。
白くて小さな米粒の様な花が立てに咲くから、
立小米草と言うのでしょうか?
今年(2022年)から白根山頂駐車場に無料で車を停められる様になったので、
気楽にこういう花の観察も出来る様になりましたね。
最初、シソ科の植物かと思い検索してみましたが、
まったく違う種類の花だったのですね。
植物の世界は、本当に難しいですね。

道路沿いに咲いているタチコゴメグサです。
タチコゴメグサ

タチコゴメグサです。
タチコゴメグサ

タチコゴメグサ

タチコゴメグサ

タチコゴメグサ

タチコゴメグサ

是非、見つけてみてくださいませ。

ハンゴンソウ(反魂草・キク科キオン属)

ハンゴウソウ
ハンゴウソウです。
道路沿いで、時々見かけます。
いかにも雑草らしい花ですが、とてもいい花です。

「反魂草」は、コレラの下痢止め効果があるそうです。
命を救う草、「死ぬ人の魂を呼び戻す草」という意味で、
「反魂草」と呼ばれているそうです。

ハンゴウソウ

ハンゴウソウ

是非、見つけてみてくださいませ。

ヤブカンゾウ(藪萱草・ススキノキ科 ワスレグサ属)別名ワスレグサ

ヤブカンゾウ
ヤブカンゾウ(藪萱草)の花です。
只今、草津温泉の道端などにあちらこちらで見かける花です。
百合みたいな花なので、以前はユリ科の植物という事になっておりましたが、
DNA解析をもとに分類が見直された結果、
現在ではススキノキ科の植物になっております。
植物の分類は、難しいものですね。
ニッコウキスゲもススキノキ科ワスレナグサ属で、
同じ仲間だと言う事がわかりました。

ヤブカンゾウは、
藪のような場所に生育するといった意味で名づけられ、
「カンゾウ」は漢名の「萱草」を日本語読みしたものです。
萱の様に茎が長くなっております。

藪の中に咲いている。
ヤブカンゾウ

茎が長い。
ヤブカンゾウ

別名では、ワスレグサとも言うそうです。
花の開いているのは1~3日ぐらいで、
忘れられてしまうほど短いのので、
ワスレグサと名付けられたかもしれません。
また、他に調べてみますと、花を食べると、
心配事を忘れる程美味しいという事もありました。
他にも、この美しい花を見ていると、
憂いを忘れてしまうといのもありました。
そんなに美しい花ではありませんが(笑)

以前、篠原準八先生による摘み草料理教室があり、
このヤブカンゾウの花を片手に持ちながら、
「この花は美味しいんですよ。」と、言われて
みんなで料理をして食べた記憶があります。
天ぷら料理にして食べました。
確かに、美味しかったですね。

こちらがその時の料理です。
摘み草料理

当館のお庭で咲いてます。
ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ

草津温泉の街中で、この花を見かけましたら、
こんな名前なんだなと知って頂ければ幸いです。

ブタナ(豚菜・キク科エゾコウゾリナ属)・別名タンポポモドキ

ブタナ
タンポポが咲いていると、ずっと思っておりました。
調べてみましたら、ブタナ(豚菜)という名前の花だという事が分かりました。
いつも、何げなく通り、何げなく見ていた花ですが、調べてみると面白いものですね。

当ブログの管理人は、植物について知識のない人間ですが、
草津温泉に咲いている花々について、片っ端から探したり、
調べたりして、ブログに紹介しております。
全国どこにでも咲いている雑草でも、草津温泉に咲いている花なら何でも紹介させて頂いております。
ご了承くださいませ。

さて、このブタナの花は、
日本で最初に発見された時は、タンポポのに良く似ていたので、
「タンポポモドキ」と名付けられた事もあった様です。
この花は、ヨーロッパ原産の花で、いつの間にか、
日本に入って来て増えてしまった様です。
フランスでは、豚のサラダという俗名があり、
ここから「ブタナ(豚菜)」という名前になったそうです。
爽やかな草津高原で咲いている草花で、
ちょっとイメージが崩れてしまいそうな名前の花でしたね(笑)

ブタナは、外来生物法で要注意外来生物に指定されており、
群生した地域では芝生が枯れてしまうなどの被害も発生する事もある為、
害草として駆除されてしまうことも多いそうです。

ブタナ
タンポポに良く似た花でありますが、ブタナは花茎が途中で数本に枝分かれし、
それぞれの頭に直径3cmほどの黄色い花をつけるのが特徴です。
また花茎に葉は付いておりません。

ブタナ

ブタナ

ブタナ

ブタナ

ブタナ

ブタナ

ブタナ

ブタナ

西の河原公園の近く、天狗山第一駐車場のところで咲いておりました。
この国道292号線の通り沿いにたくさん咲いております。
こんな名前の花が咲いていると知って頂ければ幸いです。

ニシキウツギ(二色空木・スイカズラ科タニウツギ属・落葉低木)


ニシキウツギの花です。
道の駅草津運動茶屋公園で咲いておりました。
白い花と赤い花の2色の花が咲いている変わった木ですね。
花の咲き始めは、淡黄白色ですが、
だんだんとピンク色や紅色に変化して参ります。
この2色の花が同時に咲いているところから、ニシキウツギ(二色空木)と言う様になったそうです。

ウツギ(空木)は枝の中から空洞になっているところから、名付けられた様です。
自然公園で咲いている植物なので切る訳にはいきませんので、写真は撮れませんでした。
また、下に落ちていた枝を見てみましたが、中が空洞になっているのは見つかりませんでした。

こちら、ニシキウツギの葉です。
ニシキウツギ

こちら、幹です。
ニシキウツギ

道の駅草津運動茶屋公園にあるニシキウツギです。

白い花と紅い花が混在して咲いている不思議な木ですね。

ニシキウツギ

ニシキウツギ

以前にタニウツギの花を紹介した事がありますが、よく似た花ですね。
タニウツギ

草津温泉に咲いている花、実にいろんな種類があります。
こんな名前の花が咲いている事を知って頂ければ幸いです。

サワフタギ(沢蓋木・ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木)

サワフタギ(沢蓋木)
サアウタギの木です。
道の駅草津運動茶屋公園で咲いております。
別名では、ルリミノウシコロシ、ニシゴリと言うそうです。

沢に蓋をする様に茂るので、サワフタギと言う名前になったそうです。

サワフタギ(沢蓋木)

サワフタギ(沢蓋木)

サワフタギ(沢蓋木)

昨年の9月に実が生っているのを見つけました。
これは何の花だろう調べてましたらサワフタギの実である事が分かりました。
この花を当ブログの花図鑑に紹介したく、開花を待っておりました。
こちら、昨年の9月に撮影した画像です。
サワフタギ(沢蓋木)

サワフタギ(沢蓋木)

サワフタギの花です。
サワフタギ(沢蓋木)

サワフタギ(沢蓋木)

道の駅で、こんな名前の花が咲いている事を知って頂ければ幸いです。

ツリガネズイセン(釣鐘水仙・キジカクシ科ツリガネズイセン属)

ツリガネズイセン
ツリガネズイセン(釣鐘水仙)の花です。
当館のお庭で、ひそかに咲いておりました。
最初、ツリガネニンジンの花と思いましたが、
まったく違う花だと言う事が分かりました。

ツリガネズイセン

ツリガネズイセン

ツリガネニンジンはキキョウ科の花ですが、
ツリガネズイセンはキンガクシ科の花です。
何の事か、さっぱり分かりませんが、違う種類である事は確かですね。

名前の由来は、花が釣鐘状になっており、
葉がスイセンに似ているところから、ツリガネズイセンと呼ばれる様になったそうです。

別 名では、 ブルーベルとか、シラー・カンパニュラータと言うそうです。

実は、道の駅草津運動茶屋公園で見つけた花でした。
ツリガネズイセン

ツリガネズイセン

ツリガネズイセン

ツリガネズイセン

ツリガネズイセン

ツリガネズイセン

道の駅では、たくさんの花が咲いておりました。
こんな名前の花がさいているんだなと知って頂ければ幸いです。

ヒカゲツツジ(日陰躑躅・ツツジ科ツツジ属)

ヒカゲツツジ
ちょっと変わったツツジを見つけました。
シャクナに似た小さな葉が生える木に、
ツツジの花が咲いている感じです。
これは、ヒカゲツツジ(日陰躑躅)と言うそうです。
日陰にばかりに咲いている訳ではないそうですが、
比較的に日陰に多く咲いているので、
ヒカゲツツジと名が付いた様です。
別名サワテラシと、言います。

こちらも山地ならではのご覧頂ける花ですね。

ヒカゲツツジ

ヒカゲツツジ

撮影したのは、花のピークが過ぎたであろうという時に撮影しましたので、
今は、終わってしまっているかもしれません。

日陰躑躅
2022年5月23日現在では、2輪ぐらいしか咲いておりませんでしが、
蕾もありましたので、また、咲いて来るかもしれません。

ヒカゲツツジ
道の駅にあるつつじ園の看板の日陰で咲いておりました。

今年は、何だかツツジの種類について、いろいろとこだわっておりますね。
ツツジも、いろいろと種類があるものですね。

トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅 ツツジ科ツツジ属)

トウゴクミツバツツジ
当館のお庭に咲いているトウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)の花です。
ツツジにもいろいろと種類がありますね。
これまで、「ツツジが咲いてます」みたいな感じで紹介して来ましたが、
調べてみますと、こちらはトウゴクミツバツツジと言う花だという事が分かりました。

トウゴクミツバツツジ
ミツバツツジは、ひし形の葉が3枚輪生のが特徴です。

トウゴクミツバツツジ
こちら、葉の裏側から見た画像です。

 

ミツバツツジとトウゴクミツバツツジの違いについて

トウゴクミツバツツジ
iPhpneの花しらべアプリで認識させたところ、
これは、ミツバツツジと、出て来ました。
しかし、よく調べてみますと、雄しべが5個あるのがミツバツツジ、
10個あるのが、トウゴクミツバツツジである事が分かりました。

 

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

そして、雄しべが10個で、雄しべに毛があるのがトウゴクミツバツツジ、
毛がないのがキヨスミミツバツツジと言う事も分かりました。
こちらの画像により、雄しべに毛がある事から、
明らかに、トウゴクミツバツツジと言う事が分かりました。
おしべの付け根の部分に腺毛と呼ばれる小さな突起があるのが特徴です。
ミツバツツジと名の付くのは、20種類ぐらいあるそうです。
本当に植物は、奥が深いですね~。

ミツバツツジは、低山地で咲きますが、
トウゴクミツバツツジは、標高1000m以上の山地で自生すると言われております。

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

当館の駐車場周辺で咲いている、トウゴクミツバツツジは、
標高の高いところでしかご覧頂けない花だったのですね。
只今、たくさん咲いております。
当館にお越しの際は、是非ご鑑賞をお楽しみ頂ければ幸いです。