オトコヨウゾメ(スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木)

オトコヨゾメ
毎年、この花を観ようと思い、
早すぎたり、遅すぎたりして、
なかなか観る事が出来ませんでした。
森の癒し歩道ロイヤルコースで咲いております。
ちょっと遅く、ほとんどが咲き終わった後かもしれませんが、
草津温泉の花図鑑として掲載させて頂きます。

オトコヨゾメ
私が見に行った時は、ほんの少ししか咲いておりませんでした。

オトコヨゾメ
ちょっと、分かりづらいかもしれませんが、
低い木で、草津森の癒し歩道ロイヤルコースで、
ちょっと横に生えております。

オトコヨゾメ

オトコヨゾメ

「オトコヨウゾメ」の名前に由来について調べてみましたが、
これと言った定説はないそうです。

漢字で書くと「男酔染?」
秋には赤い実となり、果実酒にもなるそうですが、
これから来ている様ではなさそうです。
男の用事は済んだ。
「オトコヨウズミ」とは、違うでしょうね(笑)

森の散策は、時期によって、
いろんな自然の花を見つけたり、
景色がいろいろと変わってまいります。
それも、森林浴の楽しみですね。

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草・ユリ科エンレイソウ属)

ミヤマエンレイソウ
すっと伸びて、マントを翻している様な花を見つけました。
チゴユリが巨大化した様な花。
調べてみましたら、「ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)」というそうです。
別名「シロバナエンレイソウ(白花延齢草)」とも言います。

ザゼン草公園
ブログネタに困った時に、ザゼン草公園へ行きます。
そうすると、今までに出会った事のない花を見つける事が出来、
今回も新たに、草津温泉の花図鑑に掲載させて頂きます。

ミヤマエンレイソウ
ミヤマエンレイソウは、エンレイソウに似ているところから名付けれました。
このエンレイソウの根を「延齢草根」と呼び、
中国では民間薬として用いられたそうです。
腹痛や食あたりなどの胃腸薬として利用されました。
症状が治り命ながらえた人がいたことから
延齢草と呼ばれてきたようです。
エンレイソウの花は、黒い色をしております。
これが、白い花を付けるので「シロバナエンレイソウ」
また、山地で咲くので、「ミヤマエンレイソウ」と、
言うのでしょうか。
どちらにしても、
なんか、長生きできそうな縁起の良い名前ですね。

ミヤマエンレイソウ
花の拡大写真です。

ミヤマエンレイソウ

ミヤマエンレイソウ

ホソバノアマナ(細葉の甘菜・ユリ科)

ホソバノアマナ
今年、最初の花図鑑です。
今年も、いろんな花を見つけて、名前などを紹介したいと思います。
こちらは、ホソバノアマナ(細葉の甘菜)です。
ザゼン草公園で咲いてました。
ザゼン草公園は、山野草の宝庫ですね。
今、新緑が綺麗で癒されますし、
行って、じっくり探していると、
今まで私が見た事のない花に出会えたりします。

ホソバノアマナは、同じユリ科の「アマナ」に似ていて、
葉が細いところから、名前が付けられたそうです。

ホソバノアマナ
葉が細く、弱々しい花ですね。

ホソバノアマナ
花の拡大写真です。

ホソバノアマナ

ホソバノアマナ

ホソバノアマナ

ホソバノアマナ

今年は、草津温泉にお越しになれなくて残念ですが、
来年も咲いているといいですね。

ハナトラノオ(花虎の尾)

ハナトラノオ
静可山へ行く道路の入口付近、
丘の上ホテルさんの近くで、
見慣れない花を見つけました。
調べましたところ、ハナトラノオという花の様です。
園芸種なので、草津温泉の花図鑑には載せませんが、
見事に綺麗に咲いておりましたので、
ご紹介したいと思いました。
別名カクトラノオとも言うそうです。

ハナトラノオ

ハナトラノオ

ハナトラノオ

ハナトラノオ

この花は宿根草なので、毎年この時期になると、ここに咲く事でしょう。

ここは、他にもたくさんの花が植えられていて、
通る度に目を楽しませてくれます。

是非、ご覧くださいませ。

ウバユリ(姥百合 ユリ科ウバユリ属)

ウバユリ
ウバユリ(姥百合)の花です。
いかにも、ユリの原型という感じの花ですね。
山地の森林で咲く花だそうです。
草津町のザゼン草公園でたくさん咲いておりました。
もっと開いている花はないのかなと探してみましたが、
鑑賞用のユリの花みたいに開いているのはありませんでした。
調べてみると、この状態が一番花の開いた状態だそうです。

ウバユリ

ウバユリ

ウバユリ

ウバユリ
ウバユリの全体像です。

ウバユリ
ウバユリの葉は、綺麗なのがあまりありません。

ウバユリ
花は満開でも、こんなに枯れているのもありました。

それもそのはず、名前の由来が、
「花が満開になる頃には葉が枯れてくる事が多いため、
歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられた。」
と、あります。

ザゼン草公園では、いろんな珍しい花が咲きます。

ザゼン草公園

こちら、ザゼン草公園の入り口です。

ザゼン草だけではなく、こちらで森林浴を楽しむのもなかなかいいですよ。

チダケサシ(乳茸刺 ユキノシタ科チダケサシ属)

チダケサシ
チダケサシ(乳茸刺)の花です。ユキノシタ科チダケサシ属の植物です。
道の駅の運動茶屋公園つつじ園でたくさん咲いておりました。

チダケサシ
山野や草原でやや湿った場所に良く生える花だそうです。

チダケサシ
「乳茸刺」の名は、茎が細くて固いので、
乳茸(チチタケ)という食用キノコを採った時に
この草の茎に刺して持ち帰る風習があった事から、
命名されたとあります。

チダケサシ

チダケサシ

チダケサシ

雑草の様に咲いている花も調べてみると面白いものですね。
また、今までに紹介した事のない花がございましたら、
ブログに掲載させて頂きたいと思います。

ノイバラ(野茨 バラ科バラ属)

ノイバラ
草津温泉花図鑑は、町で見かける自然に咲いている花をすべて紹介するのが目標です。
まだまだ、いっぱいあると思いますが、出来る限り紹介して行きたいと思います。
こちら、当館の駐車場に咲いておりました。
ノイバラ(野茨)、落葉性のつる性低木です。
日本のノバラで、代表的な種です。
野薔薇とも言います。
茨はトゲのある木の総称。
人生行路を茨の生えている道にたとえて、
苦難の多い人生・生活を「茨の道」とも言いますね。
小林一茶の句で、
「茨の花 ここをまたげと 咲きにけり」
と、言うのもありますね。

ノイバラ
今の時期に、良く見かけますね。
バラ科だけあって、トゲがあって、触ると痛いです。

ノイバラ
道の駅にも、1mぐらいの大きい木となって咲いておりました。

ノイバラ
こちらの方が、花の付き方が綺麗でした。

タニウツギ(谷空木 スイカズラ科タニウツギ属)

タニウツギ
久しぶりに花図鑑のアップです。
草津温泉で咲いている花を紹介させて頂いておりますが、
まだまだ、たくさんの種類の花が咲いております。
こちら、タニウツギ(谷空木)の花です。
スイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木です。
田植えの時期に咲くので、田植え花としても知られております。
只今、天狗山から殺生河原へ行く際、国道292号線沿いで
いっぱい咲いております。

タニウツギ
由来は、斜面や谷沿いなどに
日当たりの良い場所に自生することから、
タニウツギという名前になったそうです。

タニウツギ

タニウツギ

タニウツギ

タニウツギ

タニウツギ

タニウツギ

タニウツギ

タニウツギ

志賀草津高原ルートを通られる際、天狗山から殺生河原までの間に
ピンク色の花が咲いている花がたくさんご覧いただけると思います。
この花がタニウツギの花だと知って頂ければ幸いです。

オミナエシ(女郎花・オミナエシ科オミナエシ属)

IMGP8370 オミナエシ

オミナエシ(女郎花)の花です。
秋の七草のひとつです。
ついこの間まで、春の七草が咲いていたと思ったら、
もう、秋の七草が咲き始めております。

草津温泉は、春らしくなるのが遅く、秋が来るのが早いと、
実感させられますね。

IMGP8368 オミナエシ
ベルツ通り沿いで、たくさん咲いておりました。

IMGP8374 オミナエシ
白根山でコキンレイカ(ハクサンオミナエシ)が咲いておりましたが、
これと同じ仲間ですね。

全草を乾燥させて煎じたものを敗醤と言って、
解熱・解毒作用があるそうです。

IMGP8249 オミナエシ

 

ホツツジ(穂躑躅・ツツジ科ホツツジ属)

IMGP8320 ホツツジ
白根山へ行く途中、国道292号線沿いにたくさん咲いております。
あまりにも、たくさん咲いておりますが、
名前までは分かりませんでしたので、調べてみましたら、
ホツツジと言う花の様です。

白い小花が
 枝先に穂状に咲く事から、
穂躑躅と言う名前が付いたそうです。

IMGP8327 ホツツジ
これは、すべてホツツジの花です。

IMGP8317 ホツツジ
こうして、見るとそんなに綺麗な花ではありませんが‥‥

IMGP8334 ホツツジ
近くで見ると、割と綺麗な花を咲かせてくれてます。