ヒカゲツツジ(日陰躑躅・ツツジ科ツツジ属)

ヒカゲツツジ
ちょっと変わったツツジを見つけました。
シャクナに似た小さな葉が生える木に、
ツツジの花が咲いている感じです。
これは、ヒカゲツツジ(日陰躑躅)と言うそうです。
日陰にばかりに咲いている訳ではないそうですが、
比較的に日陰に多く咲いているので、
ヒカゲツツジと名が付いた様です。
別名サワテラシと、言います。

こちらも山地ならではのご覧頂ける花ですね。

ヒカゲツツジ

ヒカゲツツジ

撮影したのは、花のピークが過ぎたであろうという時に撮影しましたので、
今は、終わってしまっているかもしれません。

日陰躑躅
2022年5月23日現在では、2輪ぐらいしか咲いておりませんでしが、
蕾もありましたので、また、咲いて来るかもしれません。

ヒカゲツツジ
道の駅にあるつつじ園の看板の日陰で咲いておりました。

今年は、何だかツツジの種類について、いろいろとこだわっておりますね。
ツツジも、いろいろと種類があるものですね。

トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅 ツツジ科ツツジ属)

トウゴクミツバツツジ
当館のお庭に咲いているトウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)の花です。
ツツジにもいろいろと種類がありますね。
これまで、「ツツジが咲いてます」みたいな感じで紹介して来ましたが、
調べてみますと、こちらはトウゴクミツバツツジと言う花だという事が分かりました。

トウゴクミツバツツジ
ミツバツツジは、ひし形の葉が3枚輪生のが特徴です。

トウゴクミツバツツジ
こちら、葉の裏側から見た画像です。

 

ミツバツツジとトウゴクミツバツツジの違いについて

トウゴクミツバツツジ
iPhpneの花しらべアプリで認識させたところ、
これは、ミツバツツジと、出て来ました。
しかし、よく調べてみますと、雄しべが5個あるのがミツバツツジ、
10個あるのが、トウゴクミツバツツジである事が分かりました。

 

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

そして、雄しべが10個で、雄しべに毛があるのがトウゴクミツバツツジ、
毛がないのがキヨスミミツバツツジと言う事も分かりました。
こちらの画像により、雄しべに毛がある事から、
明らかに、トウゴクミツバツツジと言う事が分かりました。
おしべの付け根の部分に腺毛と呼ばれる小さな突起があるのが特徴です。
ミツバツツジと名の付くのは、20種類ぐらいあるそうです。
本当に植物は、奥が深いですね~。

ミツバツツジは、低山地で咲きますが、
トウゴクミツバツツジは、標高1000m以上の山地で自生すると言われております。

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジ

当館の駐車場周辺で咲いている、トウゴクミツバツツジは、
標高の高いところでしかご覧頂けない花だったのですね。
只今、たくさん咲いております。
当館にお越しの際は、是非ご鑑賞をお楽しみ頂ければ幸いです。