ハンゴウソウです。
道路沿いで、時々見かけます。
いかにも雑草らしい花ですが、とてもいい花です。
「反魂草」は、コレラの下痢止め効果があるそうです。
命を救う草、「死ぬ人の魂を呼び戻す草」という意味で、
「反魂草」と呼ばれているそうです。
是非、見つけてみてくださいませ。
タンポポが咲いていると、ずっと思っておりました。
調べてみましたら、ブタナ(豚菜)という名前の花だという事が分かりました。
いつも、何げなく通り、何げなく見ていた花ですが、調べてみると面白いものですね。
当ブログの管理人は、植物について知識のない人間ですが、
草津温泉に咲いている花々について、片っ端から探したり、
調べたりして、ブログに紹介しております。
全国どこにでも咲いている雑草でも、草津温泉に咲いている花なら何でも紹介させて頂いております。
ご了承くださいませ。
さて、このブタナの花は、
日本で最初に発見された時は、タンポポのに良く似ていたので、
「タンポポモドキ」と名付けられた事もあった様です。
この花は、ヨーロッパ原産の花で、いつの間にか、
日本に入って来て増えてしまった様です。
フランスでは、豚のサラダという俗名があり、
ここから「ブタナ(豚菜)」という名前になったそうです。
爽やかな草津高原で咲いている草花で、
ちょっとイメージが崩れてしまいそうな名前の花でしたね(笑)
ブタナは、外来生物法で要注意外来生物に指定されており、
群生した地域では芝生が枯れてしまうなどの被害も発生する事もある為、
害草として駆除されてしまうことも多いそうです。
タンポポに良く似た花でありますが、ブタナは花茎が途中で数本に枝分かれし、
それぞれの頭に直径3cmほどの黄色い花をつけるのが特徴です。
また花茎に葉は付いておりません。
西の河原公園の近く、天狗山第一駐車場のところで咲いておりました。
この国道292号線の通り沿いにたくさん咲いております。
こんな名前の花が咲いていると知って頂ければ幸いです。
アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の花です。
セイタカタウコギ(背高田五加木)とも言います。
今まで、いろんな花を見て来ましたが、花びら緑色なのは、始めて見ました。
正確にいうと、これは飾りの様なもので、
「ここに花がありますよ~」目立たせる広告塔の様なものです。
見るからにして、アメリカからやって来た花という感じです。
誰かが、種を撒いて、だんだん増えて来たのでしょうか?
アメリカ原産の花で、センダングサに似ているところから、この様な名前が付けられました。
こちらがセンダングサの花です。
Photo-ACより
このセンダングサの葉は、樹木の栴檀の葉と似ているところから名付けられたそうです。
また、似ているところからかよ~。
そして、栴檀の木に実が生った時、千個の団子の様に見えたところから名付けられました。
栴檀とは、千個の団子から来ているのですね。
う~ん、アメリカンセンダングサとは、全然違うイメージの名前ですね(笑)
樹木の栴檀に似ている、センダングサに似ている、アメリカ原産の花。
それがアメリカセンダングサと言うわけです。
なんか、疲れますね。
こちらが栴檀の木に実が生った時の画像です。
Photo-ACより
もし、見かけましたら大切に見守りましょう。
栴檀の木に実が生るのは、千個の団子に似ていて、
栴檀の木の葉が、センダングサの葉に似ていて、
そのセンダングサに似ている、
アメリカセンダングサの花を紹介させて頂きました。
これ、自然ガイドとかやった時、うけるかもしれませんね(笑)
ヒヨドリバナ(鵯花)です。
草津森の癒し歩道入口前の道路脇に咲いておりました。
ヒヨドリが鳴く頃に咲く開花するところから名付けられました。
先日、ヨツバヒヨドリの花を紹介させて頂きましたが、
こちらの花にも出合えてうれしく思います。
あと、草津温泉でフジバカマが咲いていないかと探しているところです。
こちら、日本野鳥の会のYouTubeによるヒヨドリの鳴き声です。
草津温泉ヒヨドリが鳴く頃に開花するかどうかは定かではありません。
草津森の癒し歩道で、自然に咲いている花を見つけるのも楽しみのひとつですね。
一瞬アキノキリンソウかと思いましたが、
よく見ると花の形がやけに細かいので違うかなと思い、
調べてみましたら、オオアワダチソウ(大泡立草)である事が分かりました。
大谷地池周辺の道と、大滝の湯の近くで湯川を渡る泉都橋のところにたくさん咲いております。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、別名アワダチソウとも言います。
花が泡立つ様に咲くので、この様につけられたそうです。
大きいアワダチソウという事で、オオアワダチソウと言うそうです。
オオアワダチソウは、アキノキリンソウより花が細かく、
本当に泡が吹く様に咲いている様に見えます。
大滝乃湯へ行く途中、もし、見かけましたら、
こういう名前なんだなと知って頂ければ幸いです。
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)の花です。
西の河原公園、道の駅草津運動茶屋公園にて、たくさん咲いております。
花は、フジバカマとかに似ておりますが、
大きな違いは葉を見れば分かると思います。
ヨツバヒヨドリは、4枚の葉が輪生するので、この様な名前がつけられました。
たまに、3枚や5枚の葉が輪生する場合もあります。
私は、ここで悩みました。これが本当にヨツバヒヨドリなのだろうかと。
フジバカマ、ヒヨドリバナでは、この様な葉の付き方はしません。
そんなに綺麗な花ではありませんが、アサギマダラの大好物です。
これは、2020年8月に撮影した画像です。
大量のアサギマダラがやって来ました。
今年は、なかなか来ないですね。
たくさん咲いておりますので、草津温泉の花図鑑として登録させて頂きました。
ゴマナの花です。
草津温泉道の駅、つつじ園周辺で咲いておりました。
胡麻の葉に似ているところから、胡麻菜という名前が付いたそうです。
こちら、胡麻の葉です。
写真ACより
ごちら、エゴマの葉です。
写真ACより
う~ん、似ていると言えば、似ているのでしょうか。
ゴマナの新芽、若芽、若い茎は、揚げ物、天ぷらでお料理になるそうです。
また、あえもの、おひたし、汁の実、油いためにも出来るそうです。
花の咲いていない新芽を見極めるのは、きっと難しいでしょうね(笑)
胡麻菜の「菜」は、こうして食べられますので、胡麻菜という名前がついたそうです。
そんなにきれいな花ではありませんが、
当ブログは、草津温泉で、私が見かけた花、
名前を調べたり、どんな植物なのかを調べております。
これが、以外な発見があって面白いと思っております。
分からずに調べていて、時期がとっくに過ぎてしまった花もあります。
今後とも、どんな花が登場するか、どうぞお楽しみに!
ヘレニウム、和名ダンゴギクの花です。
今は静可山方面へは通れなくなりましたが、分かれ道のところに咲いておりました。
日本では、まるでお団子が乗っかっているかの様に見えるので、
ダンゴギク(団子菊)という名前が付いた様です。
学名は、ヘレニウム。
古代ギリシャ時代の王妃ヘレネに由来します。
その美貌で有名だったヘレネをめぐって国同士の戦争にまで発展してしまったそうです。
その戦いで多くの人達が命を落としました。
自分を奪い合う戦争で、多くの人が犠牲になった事に嘆いて、
ヘレネの流した涙から生まれた花だと伝えられています。
日本のダンゴギクと、ギリシャ神話のヘレニウム、
なんか考え方が偉い違いですね(笑)
こちらの花は、アメリカが原産国となっております。
アメリカでは、この花を嗅ぎタバコにして、くしゃみで悪霊を追い払う儀式に用いていたそうです。
そこで、「Sneeze weed」(くしゃみ草)とも呼ばれています。