モナルダ 和名タイマツバナ(松明花)、ヤグルマハッカ(矢車薄荷)シソ科 ヤグルマハッカ属

 モナルダ
モナルダの花です。
こちらは、調べてみますと苗の販売もしている様で、園芸品種の花でしょうか?
それとも、自然に咲いている花でしょうか?
こちらは、草津温泉道の駅運動茶屋公園で咲いておりました。
ここだけと思いしましたが、実にいろんなところで
咲いておりましたので、草津温泉の花図鑑として紹介させて頂きました。


モナルダの名前は、いろんな呼び方がある様です。
和名では、タイマツバナ(松明花)、ヤグルマハッカ(矢車薄荷)という名前があったり、
その他の名前では、ベルガモット、ビーバーム、ホースミントろも呼ばれております。
今回の草津温泉花図鑑では、やたらとタイトルが長くなってしまいました。
「モナルダ」は、スペインの薬用植物学者ニコラス・デ・モナルデスが、
1569年に書いた新大陸の薬草の記述にちなんで名付けられたものだそうです。
真っ赤に燃える様に咲く花、まるでたいまつ(松明)の様なので、「タイマツバナ」。
「ヤグルマハッカ」は、薄荷(ハッカ)の近縁種の花で、
鯉のぼりにつける矢車に似ていることからつけられたそうです。
「ビーバーム」とは蜂の鎮痛剤という意味だそうです。
ここで、蜜を吸っている蜂に近寄っても刺しに来ないとか?

 モナルダ

 モナルダ
草津温泉の道の駅、運動茶屋公園のこちらで咲いておりました。

西の河原公園でもたくさん咲いておりました。
草津温泉,西の河原公園

草津温泉,西の河原公園

草津温泉,西の河原公園

草津温泉,西の河原公園

草津温泉,西の河原公園
西の河原露天風呂の入口付近でたくさん咲いておりました。

モナルダ
コンビニのローソン、ベルツ通り店の近くでも咲いておりました。

是非、見つけてみてください。

タマアジサイ(玉紫陽花・アジサイ科アジサイ属)

タマアジサイ
タマアジサイ(玉紫陽花)の花です。
草津温泉の道の駅、運動茶屋公園で咲いておりました。
2020年8月16日に撮影したものです。

タマアジサイ

タマアジサイ
蕾が玉のように見えるところから、
タマアジサイと言います。

タマアジサイ

タマアジサイ

タマアジサイ

タマアジサイ

タマアジサイ
蕾から花が咲くまでの間を見てみたいですね。

運動茶屋公園
こちらで、咲いておりました。
山地の沢沿いなど湿り気のある場所に自生する落葉低木だそうですが、
なるほど、その通り石尊水の流れる川沿いで咲いておりました。

草津温泉にお越しの際は、是非、ご覧くださいませ。

ヤエザキオオハンゴンソウ(八重咲き大反魂草)別名ハナガサギク(花笠菊)キク科オオハンゴンソウ属

ハナガサギク
ヤエザキオオハンゴンソウ(八重咲き大反魂草)の花です。
別名、ハナガサギク(花笠菊)とも言います。
キク科の植物です。
今は通行止めとなっておりますが、静可山入口の分岐点で咲いておりました。

夏になると大量にオオハンゴンソウが大量に咲き始めますが、
こちらは、その八重咲きの花です。
オオハンゴンソウは、外来生物法で特定外来生物に指定されている植物で、
既存の生態系に重大な影響を及ぼすおそれがあるとして、
栽培や運搬などの一定の行為が原則として罰則をもって禁止されている花です。
これは、マリーゴールドみたいな花で、鑑賞用や生け花に良さそうな花に思えます。
しかし、こちらの花も特定外来生物に指定されております。

特定外来生物等一覧より
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list/L-syo-03.html

ハナガサギク

ハナガサギク

ハナガサギク

ヒマワリと同じぐらいの背丈となり、高さのある花です。

ヤエザキオオハンゴンソウ

ヤエザキオオハンゴンソウ

ヤエザキオオハンゴンソウ

こちらは、自然に生えている花を観賞するのみで、
持ち帰って育てる事など、絶対にしない様、お気を付けください。

ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)キキョウ科

ハタザオキキョウ
ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)の花です。
当館のすぐ近くで咲いておりました。
旗竿の様にまっすぐな茎にたくさんの花を付けます。

ハタザオキキョウ

ハタザオキキョウ

旗竿桔梗
読んで字の如く、旗竿桔梗ですね。

草津温泉でよく見かける、
ホタルブクロかなと思いましたが、
ちょっと違うと思い、調べましたら、
ハタザオキキョウである事が分かりました。

当館より駐車場を出ましたら右に曲がりまして、
きんだいペンションさんの手前を右曲がり、
少し行ったところで咲いておりました。

湯畑まで行く近道でもあります。
いろいろな花を見て、名前も分かれば、
湯畑の道中も楽しくなるかと思います。
是非、ご覧くださいませ。

オトコヨウゾメ(スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木)

オトコヨゾメ
毎年、この花を観ようと思い、
早すぎたり、遅すぎたりして、
なかなか観る事が出来ませんでした。
森の癒し歩道ロイヤルコースで咲いております。
ちょっと遅く、ほとんどが咲き終わった後かもしれませんが、
草津温泉の花図鑑として掲載させて頂きます。

オトコヨゾメ
私が見に行った時は、ほんの少ししか咲いておりませんでした。

オトコヨゾメ
ちょっと、分かりづらいかもしれませんが、
低い木で、草津森の癒し歩道ロイヤルコースで、
ちょっと横に生えております。

オトコヨゾメ

オトコヨゾメ

「オトコヨウゾメ」の名前に由来について調べてみましたが、
これと言った定説はないそうです。

漢字で書くと「男酔染?」
秋には赤い実となり、果実酒にもなるそうですが、
これから来ている様ではなさそうです。
男の用事は済んだ。
「オトコヨウズミ」とは、違うでしょうね(笑)

森の散策は、時期によって、
いろんな自然の花を見つけたり、
景色がいろいろと変わってまいります。
それも、森林浴の楽しみですね。

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草・ユリ科エンレイソウ属)

ミヤマエンレイソウ
すっと伸びて、マントを翻している様な花を見つけました。
チゴユリが巨大化した様な花。
調べてみましたら、「ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)」というそうです。
別名「シロバナエンレイソウ(白花延齢草)」とも言います。

ザゼン草公園
ブログネタに困った時に、ザゼン草公園へ行きます。
そうすると、今までに出会った事のない花を見つける事が出来、
今回も新たに、草津温泉の花図鑑に掲載させて頂きます。

ミヤマエンレイソウ
ミヤマエンレイソウは、エンレイソウに似ているところから名付けれました。
このエンレイソウの根を「延齢草根」と呼び、
中国では民間薬として用いられたそうです。
腹痛や食あたりなどの胃腸薬として利用されました。
症状が治り命ながらえた人がいたことから
延齢草と呼ばれてきたようです。
エンレイソウの花は、黒い色をしております。
これが、白い花を付けるので「シロバナエンレイソウ」
また、山地で咲くので、「ミヤマエンレイソウ」と、
言うのでしょうか。
どちらにしても、
なんか、長生きできそうな縁起の良い名前ですね。

ミヤマエンレイソウ
花の拡大写真です。

ミヤマエンレイソウ

ミヤマエンレイソウ

ホソバノアマナ(細葉の甘菜・ユリ科)

ホソバノアマナ
今年、最初の花図鑑です。
今年も、いろんな花を見つけて、名前などを紹介したいと思います。
こちらは、ホソバノアマナ(細葉の甘菜)です。
ザゼン草公園で咲いてました。
ザゼン草公園は、山野草の宝庫ですね。
今、新緑が綺麗で癒されますし、
行って、じっくり探していると、
今まで私が見た事のない花に出会えたりします。

ホソバノアマナは、同じユリ科の「アマナ」に似ていて、
葉が細いところから、名前が付けられたそうです。

ホソバノアマナ
葉が細く、弱々しい花ですね。

ホソバノアマナ
花の拡大写真です。

ホソバノアマナ

ホソバノアマナ

ホソバノアマナ

ホソバノアマナ

今年は、草津温泉にお越しになれなくて残念ですが、
来年も咲いているといいですね。

ウバユリ(姥百合 ユリ科ウバユリ属)

ウバユリ
ウバユリ(姥百合)の花です。
いかにも、ユリの原型という感じの花ですね。
山地の森林で咲く花だそうです。
草津町のザゼン草公園でたくさん咲いておりました。
もっと開いている花はないのかなと探してみましたが、
鑑賞用のユリの花みたいに開いているのはありませんでした。
調べてみると、この状態が一番花の開いた状態だそうです。

ウバユリ

ウバユリ

ウバユリ

ウバユリ
ウバユリの全体像です。

ウバユリ
ウバユリの葉は、綺麗なのがあまりありません。

ウバユリ
花は満開でも、こんなに枯れているのもありました。

それもそのはず、名前の由来が、
「花が満開になる頃には葉が枯れてくる事が多いため、
歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられた。」
と、あります。

ザゼン草公園では、いろんな珍しい花が咲きます。

ザゼン草公園

こちら、ザゼン草公園の入り口です。

ザゼン草だけではなく、こちらで森林浴を楽しむのもなかなかいいですよ。

チダケサシ(乳茸刺 ユキノシタ科チダケサシ属)

チダケサシ
チダケサシ(乳茸刺)の花です。ユキノシタ科チダケサシ属の植物です。
道の駅の運動茶屋公園つつじ園でたくさん咲いておりました。

チダケサシ
山野や草原でやや湿った場所に良く生える花だそうです。

チダケサシ
「乳茸刺」の名は、茎が細くて固いので、
乳茸(チチタケ)という食用キノコを採った時に
この草の茎に刺して持ち帰る風習があった事から、
命名されたとあります。

チダケサシ

チダケサシ

チダケサシ

雑草の様に咲いている花も調べてみると面白いものですね。
また、今までに紹介した事のない花がございましたら、
ブログに掲載させて頂きたいと思います。

ノイバラ(野茨 バラ科バラ属)

ノイバラ
草津温泉花図鑑は、町で見かける自然に咲いている花をすべて紹介するのが目標です。
まだまだ、いっぱいあると思いますが、出来る限り紹介して行きたいと思います。
こちら、当館の駐車場に咲いておりました。
ノイバラ(野茨)、落葉性のつる性低木です。
日本のノバラで、代表的な種です。
野薔薇とも言います。
茨はトゲのある木の総称。
人生行路を茨の生えている道にたとえて、
苦難の多い人生・生活を「茨の道」とも言いますね。
小林一茶の句で、
「茨の花 ここをまたげと 咲きにけり」
と、言うのもありますね。

ノイバラ
今の時期に、良く見かけますね。
バラ科だけあって、トゲがあって、触ると痛いです。

ノイバラ
道の駅にも、1mぐらいの大きい木となって咲いておりました。

ノイバラ
こちらの方が、花の付き方が綺麗でした。