クロマメノキ(黒豆の木)ツツジ科スノキ属

クロマメノキ
クロマネノキ(黒豆の木)です。
ツツジ科スノキ属の落葉低木です。
こちらは、まだ当ブログの草津温泉花図鑑で紹介しておりませんでしたので、ご紹介させて頂きます。
殺生河原の小殺生に咲いているハクサンシャクナゲを見に行った時に咲いているのを見つけました。
白い釣鐘の様な可愛らしい小さい花を咲かせております。

クロマメノキ

クロマメノキ

花に出来る限りに近寄って撮影した画像です。
クロマメノキ

クロマメノキ

クロマメノキ

クロマメノキ

下から撮影した画像です。
クロマメノキ

クロマメノキ

秋になると葉は紅葉し、黒い豆の様な果実をつけます。
だから、黒豆の木と言うのでしょうか。
クロマモノキ
味は、ブルーベリーの様な甘酸っぱい味だそうです。

今、火山の噴火警戒レベルにより本白根山の方へは行く事が出来ませんが、殺生河原から温泉街まで行くハイキングコースで十分にお楽しみ頂けます。
是非、お出かけくださいませ。

ウマノアシガタ(馬の足形)キンポウゲ科キンポウゲ属

ウマノアシガタ
ウマノアシガタ(馬の足形)キンポウゲ科キンポウゲ属の花です。
今年も、草津温泉の花図鑑に載せる花を発見しました。
黄色い小さな花は、似た様な花がたくさんあって、なかなか難しいですね。
この花は、たぶん、この名前で間違いないと思いブログにアップしました。
黄色くて、少しツヤがありますが、「ウマノアシガタ」とは、変な名前ですね(笑)

別名で、キンポウゲ(金鳳花)と呼ばれている様ですが、
こちらの方が、馴染みがある様な気がします。
ウマノアシガタ

ウマノアシガタ

ウマノアシガタ

ウマノアシガタ
「馬の足形」とは、根ぎわから出ている葉の形が
馬の足形に似ているところから名付けられたとの事ですが、
全然似てませんね(笑)

ウマノアシガタ

ウマノアシガタ

道の駅草津運動茶屋公園にて、咲いておりました。
石尊水の周辺で咲いておりました。

最近の運動茶屋公園では、いろいろと花が増えましたね。
現在、白根山は行けませんが、気楽に運動茶屋公園で高山植物や山野草を楽しむ事が出来ます。
是非、お立ち寄りくださいませ。

タニソバ(谷蕎麦・タデ科イヌタデ属)

タニソバ
タニソバ(谷蕎麦)の花です。
西の河原公園や、天狗山第一駐車場の周辺で咲いておりました。
以前、アキノウナギツカミやミゾソバなどを紹介させて頂きました。
とても似ておりますが、名前は違う花です。
只今、この3種類の花が、同時に咲いております。
こんなに同じ様な花が咲いていると、混乱してしまいますね。

こちらが、ミゾソバです。
ミゾソバ
西の河原公園駐車場のあたりで咲いておりました。
葉の形に特徴があります。

こちらが、アキノウナギツカミです。
アキノウナギツカミ
西の河原公園で咲いておりました。
葉のところと花の咲いているところが離れております。

タニソバ
タニソバは、葉がスペードの様な形になっているのが特徴です。

タニソバ
寒くなると、赤茶けた色になります。

タニソバ

タニソバ(谷蕎麦)は、山地の谷筋や湿地に自生し、
実がソバ(蕎麦)に似ているところから、この名が付けられたそうです。

 

 

タニソバ

タニソバ

タニソバ

タニソバ

似た様な植物で、名前が違う花、実にたくさんありますね。

調べているうちに時期を過ぎてしまい、
ブログに掲載出来なかった花も多数あります。
こういう事をしているのが、
だんだん楽しくなって、ハマっております。

いろんな花を発見して調べ中の花もいろいろとあります。
今後の花図鑑掲載をお楽しみに!

ゴマナ(胡麻菜・キク科シオン属)

ゴマナ
ゴマナの花です。
草津温泉道の駅、つつじ園周辺で咲いておりました。
胡麻の葉に似ているところから、胡麻菜という名前が付いたそうです。

こちら、胡麻の葉です。
胡麻の葉
写真ACより

ごちら、エゴマの葉です。

写真ACより

こちら、ゴマナの葉です。

う~ん、似ていると言えば、似ているのでしょうか。

ゴマナの新芽、若芽、若い茎は、揚げ物、天ぷらでお料理になるそうです。
また、あえもの、おひたし、汁の実、油いためにも出来るそうです。
花の咲いていない新芽を見極めるのは、きっと難しいでしょうね(笑)
胡麻菜の「菜」は、こうして食べられますので、胡麻菜という名前がついたそうです。

ゴマナ

ゴマナ

ゴマナ

ゴマナ

ゴマナ

そんなにきれいな花ではありませんが、
当ブログは、草津温泉で、私が見かけた花、
名前を調べたり、どんな植物なのかを調べております。
これが、以外な発見があって面白いと思っております。

分からずに調べていて、時期がとっくに過ぎてしまった花もあります。
今後とも、どんな花が登場するか、どうぞお楽しみに!

アキノウナギツカミ(秋の鰻攫・タデ科イヌタデ属)

アキノウナギツカミ
アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)の花です。
西の河原公園鬼の相撲場碑のある池の周辺でたくさん咲いております。
各地の湿地や水辺で普通に見られる花ですが、
名前までは分かりませんでしたので調べてみました。
多く枝分かれして、つる状に伸び、長さ1m前後です。
枝先にまばらな穂を出して淡紅色の小さな花をつけます。

アキノウナギツカミ
名前の由来は、秋に花が咲き茎に生えた刺で、
鰻が攫めそうだということから由来します。
本当に掴む事が出来るのか、試してみたいですね(笑)

アキノウナギツカミ
池の周辺で多く咲いております。

アキノウナギツカミ

アキノウナギツカミ

アキノウナギツカミ

 

アキノウナギツカミ
花は、開いているのは、ほとんどありませんが、珍しく咲いている花がありました。

 アキノウナギツカミ
拡大してみました。

アキノウナギツカミ

当館から歩いて行ったとしたら、西の河原露天風呂を超えて、さらに奥に行ったところにございます。
秋のいろんな花が咲いてます。是非、お出かけくださいませ。

ノコンギク(野紺菊・キク科シオン属)

ノコンギク
ノコンギク(野紺菊)の花です。
一見、ユウガキクと思って、見過ごしておりました。

ノコンギク
やけに紫っぽい蕾だなと思い、調べてみましたら、
ノコンギクだという事が分かりました。
鑑賞用の「紺菊」という花がありますが、
これが野生化された花だと言う事です。

ユウガキク
こちら、ユウガキクです。
花を見る限り、とても良く似てますね。
こうして、写真を見比べると、違いが分かります。

ノコンギク
西の河原公園の鬼の相撲場周辺で、たくさん咲いておりました。

ノコンギク

ノコンギク
よく見ると、花も紫色っぽいですね。

ノコンギク
こちら、ノコンギクの葉の特徴です。

まだまだ、見過ごしている花、いっぱいあります。
分かり次第、ブログで紹介したいと思います。

イヌゴマ(犬胡麻・シソ科イヌゴマ属)別名:チョロギダマシ


イヌゴマ(犬胡麻)の花です。
別名は、チョロギダマシ(草石蚕騙し)とも言います。
西の河原公園で咲いておりました。
天狗山第1駐車場より、公園に入る入口付近で咲いております。

イヌゴマは、ゴマの花に似ており、イヌは「異ぬ」と表現され、
ゴマとは異ぬ花、「イヌゴマ」と呼ばれる様になったそうです。

ゴマの花
PHOTO-ACよりダウンロード
こちらが、ゴマの花です。
似ていると言えば、似てますね。

別名:チョロギダマシ(草石蚕騙し)
また、別名のチョロギダマシは、
草姿が塊茎を食用にする栽培種のチョロギに
似ているところから名付けられたというのもあります。
でも、食用にならないので、チョロギダマシと別名で名付けられた様です。

チョロギ
PHOTO-ACよりダウンロード
こちらが、チョロギです。

いろんな写真を撮ってみました。

イヌゴマ

イヌゴマ

イヌゴマ

イヌゴマ

西の河原公園で可愛らしく咲いております。
是非、ご覧くださいませ。

ヤクシソウ(薬師草・キク科オニタビラコ属 二年草)

ヤクシソウ
ヤクシソウ(薬師草)の花です。
国道292号線の道端で咲いておりました。
ハナニガナ、コウゾリナの花かと思いましたが、
なんか違うな?といろいろと調べましたら、
ヤクシソウという事が分かりました。
もし、違っていましたら申し訳ございません。

ヤクシソウ
この花の形、ハナニガナにそっくりです。

ハナニガナ
こちらが、ハナニガナです。
ハナニガナについては、こちらをご覧ください。
http://skylandhotel.jp/?p=10077

 

ヤクシソウ
この葉の形と、ネットで調べたものを比較して見ましたらところ、ヤクシソウと思いました。

ヤクシソウ
『薬師』といえば、薬師如来とか、
どんな病気を治してくれる仏様の事を思い浮かべます。
しかし、この花は、薬効のある花ではなさそうです。
かつては、薬草として皮膚の腫れ物に外用として使われた事もあるそうです。

ヤクシソウ
葉の形が、薬師如来の光背に似ているところから、
この名前が付いたという説がある様です。

ヤクシソウ
国道292号線沿いで、たくさん咲いてました。
この咲き方は、たぶん、ヤクシソウの咲き方な様です。

草津温泉の山野草、まだまだありますね。
また、見つけましたらご紹介させて頂きます。

イタドリ(虎杖、タデ科ソバカズラ属)

イタドリ
イタドリ(虎杖)の花です。
そんじょそこらに咲いている様な、ただの雑草に見えます。
山野や道端、土手などのいたるところで群生している花です。
何も気づかずに通り過ぎてしまいますね。
当館から湯畑に行く途中、白根神社の近くで咲いておりました。

イタドリ
イタドリについて調べますと、
いろいろと面白い事が分かったので、
紹介させて頂きます。
イタドリの若葉を揉んだものは、傷薬として使われており、
痛みを和らげる事から、「痛み取り」の薬、
イタドリと呼ばれる様になったそうです。

イタドリ
何故、虎(とら)と杖(つえ)と書いてイタドリと読むのか不思議ですね。
漢方では、生薬名が虎杖根(こじょうこん)と呼ばれているそうです。
「虎」は若い芽にある紅紫色の斑点が虎の斑模様の皮に似ているところから
「杖」は茎にたとえられて、来ているそうです。

イタドリ

以前に摘み草サミットというのがあり、
食べた事がありました。
それが、こちらです。
摘み草
これは、イタドリ、コゴミ、ヨモギなどです。

イタドリ

イタドリ

イタドリ

イタドリの花、湯畑に行く途中にございます。

是非、見つけてみてください。

ダンゴギク(団子菊)(ヘレニウム・キク科ヘレニウム属)

ダンゴギク
ヘレニウム、和名ダンゴギクの花です。
今は静可山方面へは通れなくなりましたが、分かれ道のところに咲いておりました。

ダンゴギク

ダンゴギク
日本では、まるでお団子が乗っかっているかの様に見えるので、
ダンゴギク(団子菊)という名前が付いた様です。

ヘレニウム

ヘレニウム

学名は、ヘレニウム。
古代ギリシャ時代の王妃ヘレネに由来します。
その美貌で有名だったヘレネをめぐって国同士の戦争にまで発展してしまったそうです。
その戦いで多くの人達が命を落としました。
自分を奪い合う戦争で、多くの人が犠牲になった事に嘆いて、
ヘレネの流した涙から生まれた花だと伝えられています。

日本のダンゴギクと、ギリシャ神話のヘレニウム、
なんか考え方が偉い違いですね(笑)

 

ダンゴギク

こちらの花は、アメリカが原産国となっております。
アメリカでは、この花を嗅ぎタバコにして、くしゃみで悪霊を追い払う儀式に用いていたそうです。
そこで、「Sneeze weed」(くしゃみ草)とも呼ばれています。

ヘレニウム
草津温泉の花図鑑、まだまだ、いろんな種類があります。
見つけ次第、ご案内したいと思います。
どうぞ、お楽しみに!