ゲンノショウコ(現の証拠・フウロソウ科フウロソウ属)

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ

摘み草料理教室で採取し、天ぷら料理にした、
ゲンノショウコ(現の証拠)の花です。
只今、当館のお庭に白い花とピンクの花がいっぱい咲いております。

そこで、ゲンノショウコについて調べてみました。

ゲンノショウコ(現の証拠 Geranium thunbergii)は、フウロソウ科の多年草。生薬のひとつであり、植物名は「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味します。

ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本の民間薬の代表格で、江戸時代から民間薬として用いられるようになりました。
根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する事も出来ます。飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な整腸生薬であることからイシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの異名も持つそうです。

何げなく目にする、雑草に様に生えている草花。
調べて見ると、スゴイ発見があるものですね。

白いリンドウ 発見!

P1030760 白いリンドウ

リンドウは、「秋の訪れの代名詞」と言われております。
普通、紫色なのですが、なんと白いリンドウが咲いてました。
これは、珍しい♪
今年は、白いコマクサ、白いリンドウを発見しました。
とってもラッキーな年です!

ルドベキア・タカオ

P1030719 ルドベキア

P1030723 ルドベキア

P1030724 ルドベキア

当館の駐車場のまわりに、この様な小さくてかわいい花が
さいております。
こちら、「ルドベキア・タカオ」という名前の花です。
夏から秋にかけて咲きますが、非常に強い花で、
「夏最強の小花」とも言われている様です。
北アメリカ原産の草花で、日本にやってきたのは明治時代の中頃、
その頃は主に切り花として利用されていました。
只今、当館の客室に生け花として飾っております。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

P1030694 アキノキリンソウ

P1030667 アキノキリンソウ

P1030697 アキノキリンソウ

秋の訪れを知らせてくれるアキノキリンソウ。
日当たりの良いところで、見られます。
白根山のレストハウス、駐車場のまわりに
たくさん咲いておりました。
アキノキリンソウの名は伝説の動物である麒麟を
連想させて、秋に咲く花、「秋の麒麟草」と名付けられたそうです。
こちらは、秋の野の花を代表する花のひとつです。

超珍しい!白いコマクサです♪

P1020847 白いコマクサ

コマクサって、普通ピンク色のかわいらしい花が咲きますが、
なんと、白いコマクサもあるんですね♪
とっても、珍しいお花です。
白根山に行っても、なかなか見つかりませんよ。
なんと、当館の玄関で咲いているではないですか!
ご来館の際は、是非ご覧頂けれと思います。

草津温泉 花図鑑 オヤマリンドウ

090909 リンドウ
オヤマリンドウ(御山竜胆 )
9月9日 白根山 湯釜西側登山コースにて撮影。
 
花言葉:貞淑(ていしゅく)・誠実

中部地方以北の亜高山帯、湿原や草地に生えます。
葉の形は広被針型で互生。株から複数の茎が立ち、
高さ60cm程度となる。主に茎の先端部に、
複数の青紫色の花をつけます。
 花は細長くすぼまった形で、花弁はわずかに開くのみである。

リンドウが咲き始めると、
草津温泉も急速に秋の景色に変わって参ります。

ジョウシュウオニアザミ

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ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)
9月9日 白根山湯釜 西側登山道にて撮影。

本州、群馬県、新潟県の温帯上部の草原に生える。
茎の高さ60~90cm、葉は羽状に裂け、裂片の先は尖ります。
花径3~5cm、茎先に2~4個つきます。
同属のオニアザミは、中部地方以北の日本海側の山地に生育します。