サラサドウダン(更紗灯台・ツツジ科ドウダンツツジ属)

IMGP9004 サラサドウダン
サラサドウンダンの花です。
別名で、フウリンツツジとも言う様です。
こちらの方が、イメージに合う様な気がします。
釣鐘形の可愛らしい花をいっぱいつけております。

IMGP9011 サラサドウダン
漢字で書くと、更紗灯台。
このピンクの縦縞の模様が、更紗模様に似ているところから、
この名前が付いた様です。
更紗模様について、画像検索しましたが、
それらしい模様の画像は、分かりませんでした。
画像検索結果

IMGP9017 サラサドウダン
西の河原公園で咲いてました。
良く見てないと、そのまま通り過ぎてしまうほどの
小さい花がいっぱい咲いてます。

IMGP9019 サラサドウダン
ぱっと見た時、こんな感じです。

IMGP9006 サラサドウダン
サラサドウダンの木です。

IMGP9106 サラサドウダン
横から見た拡大した画像です。

IMGP9109 サラサドウダン
下から見た拡大画像です。
 
花の時期も非常に短い様です。

1日経って、終わっている花が結構ありました。
 
天狗山第一駐車場に車を停めて、
西の河原露天風呂に行く途中でご覧頂けると思います。
大きな地図は、こちらです。
https://goo.gl/maps/bBJxF

是非、見つけてみてください。
 

フランスギク(仏蘭西菊・キク科フランスギク属)

IMGP8899 フランスギク
自宅から草津まで、国道292号線を通って通勤して、
あまりにも、当たり前の様に、たくさん咲いている花を
見過ごしておりました。

5月下旬頃からでしょうか、
結構、長い期間に渡り、今もたくさん咲いております。
IMGP8908 フランスギク

これを見て、私は、ずっと、
「マーガレットが咲いている」と、心の中で思っておりました。
普通の花?
でも、良く調べてみると、これは「フランスギク」という
名前の花である事が分かりました。

IMGP8941 フランスギク

フランスギク(仏蘭西菊)は、ヨ-ロッパ原産で
江戸末期頃に観賞用に持ち込まれ、
寒さに強く、冬を越せる事と、その強い繁殖力で
野生化したそうです。

このフランスギクの特徴は、暑さに弱いそうです。
高温多湿が、大の苦手です。

涼しい 草津温泉ならではの咲いている花だったんですね。
それを初めて知ったので、
こちらの花図鑑に掲載させて頂きました。

●マーガレット、シャスターデージと、フランスギクの違いについて
ちなみに、マーガレットはこちらです。
Argyranthemum_frutescens1
ウィィペディアより

本当に、似てますよね。
マーガレットとの大きな違いは、葉の形です。

こちらが、フランスギクの葉です。
フランスギクは、フランスギク属。
IMGP8938 フランスギク

こちらが、マーガレットの葉です。
マーガレットは、和名で木春菊。
モクシュンギク属の花です。
マーガレットの葉

明らかに、葉の形がちがいますね。

マーガレットは、カナリア諸島原産の花で、
暖かい土地で育つ花です。
草津温泉の様な寒い冬を越して、
野生化する事は、ありえないそうです。

あと、シャスターデージーと言う、似た花があります。
これは、観賞用に改良された、フランスギクとハマギクを交配種です。
シャスターデージーは、フランスギクより茎がしっかりしていて、
上を向いて花を咲かせます。

IMGP8929 仏蘭西菊
この類の花は、頭状花序(とうじょうかじょ)と言って、
多数の花が集まって、ひとつの花の形を作るものです。

只今、国道292号線沿いで、車で走っていると、
誰もが目にすると思います。
特に、草津温泉に入ると多く咲いてます。

是非、ご覧ください。

マムシグサ(蝮草・サトイモ科テンナンショウ属)

IMGP8669 ムラサキマムシグサ
草津森の癒し歩道ロイヤルコースで咲いてました。

マムシグサです。

ですが………

これをムラサキマムシグサと呼ぶ学者もいるそうです。
このテンナンショウ属は、中間型が多く存在し、
分類が難しいので、この花を2種に分けるかは、
植物学者の間では、ちょっとした混乱をきたしているらしいです。

こちら、種類を分けるとしたら、アオマムシグサです。
IMGP9255 マムシグサ

この2種類をまとめて、マムシグサと呼んでいる様です。

IMGP8737 マムシグサ
マムシグサは、この茎の模様がマムシの様な感じだから、
蝮草という名前がついたそうです。

IMGP8653 ムラサキマムシグサ
この形が、ヘビが立ちあがって怒っている様なところが
似ているので、その様な名前がついたかと思ったのですが、
違う様ですね(笑)

上から見た画像です。
IMGP8682 ムラサキマムシグサ

中を見てみました。
IMGP8671 ムラサキマムシグサ

拡大した画像です。
IMGP8677 ムラサキマムシグサ

マムシグサは、だんだんとトウモロコシみたいな形になって、
赤い実になって行きます。
おいしそうですが、実は毒があるそうです。
シュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれており、
誤って、食べてしまうと、
舌が無数の針でつつかれた様な痛みが走り、
もし、この時に唾液を飲み込んでしまうと、
喉までこの激痛が長時間に渡り続くそうです。
それは、それは、恐ろしい事になるのでお気を付けください。

IMGP1670 マムシグサ
そのマムシグサの実です。
2015年9月27日に撮影。

森の中を散策すると、いろいろな植物に出合う事が出来、
これも楽しみ方のひとつですね。 

ヒメスイバ(姫酸葉・タデ科スイバ属)

IMGP8592 ヒメスイバ

IMGP8703 ヒメスイバ
こんな赤っぽい草の様なものを良く道端で見かけませんか?
たくさんあって、そんなに綺麗ではありません。

IMGP8621 ヒメスイバ

しかし、だんだん近寄って行くと、
何ともかわいらしい花が咲いているではありませんか。

IMGP8615 ヒメスイバ

IMGP8503 ヒメスイバ

IMGP8716 ヒメスイバ

IMGP8499 ヒメスイバ

こんなに綺麗な花が咲いていたんですね。
ひとつの茎に数百個の花を咲かせるそうです。

何げなく、毎日、通り過ごしておりましたが、
近寄って見た事はありませんでした。

ヒメスイバは、スイバの姫、スイバより小さい事から、
この名前を付けられたそうです。
スイバという花は、葉を噛むと酸味がある事から
「酸い葉」→「スイバ」となったのが由来です。

こちらがヒメスイバの葉です。
IMGP8705 himesuiba

IMGP8708 ヒメスイバ
実際、噛んでみましたが、
微妙な酸っぱい味がしました(>_<)

こちら、たかが雑草ですが、驚くべき効能があったんです。
古くから、インディアンの間でも、薬やお茶として
風邪のときに飲まれたりしていたそうです。
日本にこの植物が入ってきたのは、明治時代との事です。

ヒメスイバは、免疫力を高める効能があり、
ホルモン・バランスを保つのに有益な植物性エストロゲンや、
ビタミン、ミネラルを豊富に含み、腫瘍・皮膚病に効果的だそうです。

フローラーという体に良さそうな商品がありますが、
この中に、ヒメスイバが含まれております。
http://florahouse.co.jp/
そこらへんに生えている雑草ですが、
いろいろと調べてみると面白いものですね。

これからも、いろいろと探してみたいと思います。

シロツメクサ(白詰草・マメ科シャジクソウ属)

IMGP8386 シロツメクサ
言わずと知れた、クロバーの花です。
ちなみに、このブログは、植物の事を良く知らない
人間が作る花図鑑です。
「私は、ずっと、クローバーの花が咲いている」としか、
心の中で思っておりませんでした。

最近になって、野花に興味を持ち始めて、
これが「シロツメグサ」 である事を知りました。

こんな花、紹介するに当たらないと思ってましたが、
いろいろと調べてみますと面白い事が分かったので、
紹介させて頂きます。

IMGP8183 シロツメクサ
写真で撮ってみると、なかなかかわいい花ですね。

IMGP8187 シロツメクサ
ベルツ通りにも、やたらと咲いてます。

花を拡大した画像です。
IMGP8469 シロツメクサ

同じシロツメクサでも、萼片の色が赤褐色のもあります。
IMGP8415 シロツメクサ

IMGP8414 シロツメクサ

IMGP8401 シロツメクサ

IMGP8417 シロツメクサ

IMGP8476 シロツメクサ
もしかして、違う名前なのか、調べてみましたが、
同じ名前で、変種のシロツメクサの様です。

シロツメクサ(白詰草)は、
昔、オランダから献上されたガラス製品の包装に、
緩衝材として詰められていたことから、
この名前が付けられたそうです。

只今、いっぱい咲いてます。
是非、四葉のクローバーを探して、
幸せになってください(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

シシガシラ(シダ植物シシガシラ科)

IMGP8365 シシガシラ
これは何だろう?
まるで、ゲジゲジの様だから、ゲジゲジの花? 
ゲジゲジ草?いくらグーグルで検索しても分かりませんでした。
シダ植物である事までは、分かるのですが、
コゴミやゼンマイ、シダ植物で探しても分かりませんでした。

IMGP8363 シシガシラ
こちらは、草津森の癒し歩道ロイヤルコースで、見つけましたが、
山道の斜面などで良く見かける植物です。

IMGP8151 シシガシラ
これは、シダ植物シシガシラ科ヒリュウシダ属の
シシガラシという植物です。

花ではない様です。
このシシガラシの場合、シダ植物特有の実葉(じつよう)と、
裸葉(らよう)に分かれて生えています。
この赤いところが、実葉(胞子葉)です。
つまり、胞子嚢があるか、ないかの違いだそうです。
これが、生殖細胞になる訳ですね。
まわりの葉は、裸葉(栄養葉)です。
IMGP8373 シシガシラ

たぶん、小学校か中学校で、理科の授業で
習ったかもしれませんが、全然、覚えてないですね(笑)

IMGP8358 シシガシラ
赤い色のついてないものもありました。
 
IMGP8369 シシガシラ
これを見て、獅子舞の頭の様な感じだったから、「獅子頭」?
こんな名前が付いたかは、定かではありません。

これは、花ではありませんでしたが、草津温泉の花図鑑として
掲載させて頂きました。
これは、何だろうと思った時、お役に立つ事で出来れば幸いです。 

チゴユリ(稚児百合・ユリ目イヌサフラン科)

IMGP7881 チゴユリ
チゴユリ(稚児百合)の花です。
小さくて可愛らしい花なので、この名前がついた由来です。
花言葉は、「恥ずかしがりや」、「純潔」との事。
なんとなく、それらしい花ですね♪

この花は、イヌサフラン科チゴユリ属との事ですが、
その上に『ユリ目』 というのがあって、
正式に言うと「「ユリ目イヌサフラン科チゴユリ属」の花です。
ユリ目というのは、なんと、10科に約70属1600種もあるそうです。
ユリらしいいユリで、「カサブランカ」は、
ユリ目ユリ科ユリ亜科ユリ属の花だそうです。

何だか、大企業の部署名みたいですね(笑)
私も昔、ソフトウエアの会社にいた頃、
技術開発事業本部産業システム事業部第?FAグルール○○事業所
なんて言う長ったらしい名前でしたね(笑)

IMGP7873 チゴユリ
草津森の癒し歩道サイクリングコースで、いっぱい咲いてます。

IMGP7860 チゴユリ

IMGP7917 チゴユリ

とっても可愛らしい花です♪
IMGP7856 チゴユリ

CIMG1377 チゴユリ

IMGP7865 チゴユリ

IMGP7905 チゴユリ

IMGP7931 チゴユリ
道端を見れば、すぐ分かると思います。

IMGP7914 草津森の癒し歩道
只今、森林浴がとても気持ちいいです。
草津森の癒し歩道サイクリングコースは、
車イスの方も森林浴が楽しめ、お車でお越しの際も、
駐車場があるので、とても便利です。

IMGP7948 草津森の癒し歩道
レクの森という所に向かって行くと、
左手にペットホテルの「音雅」、
右手に草津グリーンパークパレスがあって、
その間の道、レクの森入り口という看板があります。
こんな所、車で入っていいのかと思ってしまう道ですが、
ここを入ってください。

IMGP7944 レクの森
しばらく車で走っていくと右側に大きな駐車場がございます。
ここに車を停めて、草津森の癒し歩道サイクリングコースへの
散策に出かける事が出来ます。
車椅子の方も、安心して森林浴が楽しめます。
是非、お出掛けください。
今が、暑くもなく、寒くもなく、爽やかな風が吹いて、
とても、気持ちがいいです。
 
 是非、お出掛けください。

マイヅルソウ(舞鶴草・スズラン亜科)

IMGP7457 マイヅルソウ
マイヅルソウの花です。
スズラン亜科マイヅルソウ属の多年草です。
草津森の癒し歩道サイクリングコースを散策していると、
両脇の道端にたくさん咲いてます。

IMGP7454 マイヅルソウ
 読んで字の如く、葉の形が、鶴が羽を広げて舞を舞っているように
見えるので舞鶴草と呼ばれている様です。

IMGP7911 マイヅルソウ
上から見た、マイヅルソウです。

IMGP7467 マイヅルソウ
 
草津森の癒し歩道サイクリングコースでは、
アスファルトで舗装され、車椅子の方でも森林浴が
楽しめるコースです。

新緑の森で、是非、癒されてください。 

セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単・シソ科キランソウ属 )

IMGP7823 ジュウニヒトエ
セイヨウジュウニヒトエの花です。
最初、ジュウニヒトエで画像検索をして、
この様な花が見つかったので、そうだと思いました。
しかし、よく調べてみると、違っていた様です。

IMGP7788 セイヨウジュウニヒトエ
ジュウニヒトエとは、花が重なって咲く様子を
平安時代の女官の衣装「十二単」の様である事から、
この名前になった様ですが、
この花の色からは、想像出来ないですね。

この不気味な紫色で、たくさんのあまりかわいくない妖精たちが
ぶら下がっている花に見えます。

これが、本当のジュウニヒトエの花です。

ウイキペディア
より

ジュウニヒトエは、花の色が白いので清楚な感じがします。
これならこの名前らしい花ですね。

セイヨウジュウニヒトエは、北ヨーロッパ原産の花で、
1970年頃から野生化された様です。
日本のジュウニヒトエに良く似ているところから、
「西洋十二単」と言う名前になったそうです。

IMGP7816 セイヨウジュウニヒトエ

IMGP7794 ジュウニヒトエ
西の河原公園に近い、天狗山第一駐車場より公園へ
入るところにたくさん咲いてました。
只今、ツツジが見頃です。

IMGP7811 セイヨウジュウニヒトエ

IMGP7798 セイヨウジュウニヒトエ

結構、目立って咲いてます。
見つけた時、花の名前を思い浮かべて頂ければ幸いです。