ミソハギ(禊萩・ミソハギ科ミソハギ属)

ミソハギ
ミソハギ(禊萩)の花です。
静可山入口付近で咲いておりました。
盆花としてよく使われ、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などの名前もあるそうです。

ミソハギの花、こちらをご覧ください。
ミソハギ

ミソハギ

ミソハギ

ミソハギ

ミソハギの花は、水を注いで悪魔を払うとして、禊(みそぎ)に使われておりました。
また、萩の花に似ているところから禊萩(ミソハギ)という名前になったそうです。
また、「千屈菜(せんくつさい)」として下痢止めなどの民間薬としても使われていたそうです。

トンボがとまって、笑ってました。
ミソハギ

お盆の時期らしい、草津温泉で咲いている花を紹介させて頂きました。

ヤマブキショウマ(山吹升麻・バラ科ヤマブキショウマ属)

ヤマブキショウマ
ヤマブキショウマ(山吹升麻)です。
そんなに綺麗な花ではありませんが、
草津温泉で咲いているすべての花を図鑑として収集する事を目標としております。
道の駅、草津森の癒し歩道ロイヤルコースなどで、多く見かけます。
当館のお庭にも咲いておりました。
雑草の如く咲いている花ですが、名前を調べるのに苦労しますね。

ヤマブキショウマ

ヤマブキショウマ

ヤマブキショウマ

ヤマブキショウマ

ヤマブキショウマは、葉がヤマブキの葉に似ているところから名が付きました。
こちらがヤマブキの葉です。
ヤマブキの葉
あの山吹色のヤマブキです。

ヤマブキショウマ
こちらがヤマブキショウマの葉です。

なるほど、似ていると言えば似てますね。

こちら、ヤマブキショウマの花の拡大画像です。
ヤマブキショウマ

花の時期が終わると、こんな種が出来る様です。
ヤマブキショウマ

山吹升麻の「升麻」と付けられているぐらいですから、漢方薬に使われる花だと思われます。
ユキノシタ科チダケサシ属のトリアシショウマについては、
花の咲くころ、根茎を掘り取り、
水洗いして日干しにして乾燥したものを生薬とし、風邪や頭痛に効くそうですが、
葉がヤマブキに似ているトリアシショウマの様な花という事で、
バラ科のまったく全然違う種類の花みたいです。
生薬にならない様です(笑)
植物に調べると、いろいろと面白いものですね。

もし、この花を見かけましたら、こういう名前なんだなと知って頂ければ幸いです。

ヤマユリ(山百合・ユリ科ユリ属)

ヤマユリ
ヤマユリ(山百合)の花です。
草津の町内でも良く見かけますが、
まさか、草津森の癒し歩道で、咲いているとは!
山地で咲いているから、ヤマユリと言うそうです。
という事は、山地でしか見られない自然の花?
ずっと、一般の家庭の庭の花壇などで咲く、園芸品種の花だと思っておりました。
こんなに大きくて綺麗な花が、自然に咲いているなんて!

草津森の癒し歩道サイクリングコース
草津森の癒し歩道サイクリングコースで咲いておりました。

ヤマユリ

ヤマユリ

ヤマユリ
笹薮の中に、ひょこんと三つの花が出ておりました。
近くに寄って匂いを嗅ぐと、とてもいい香りがします。

当館のお庭でも咲いているではないですか!
ヤマユリ

ヤマユリ

ヤマユリは、とても大きくて綺麗な花です。
当館の駐車場前のお庭にも咲いておりますので、
是非、見つけてみてくださいませ。

ムシトリナデシコ(虫取り撫子・ナデシコ科マンテマ属)

ムシトリナデシコ
面白い名前の花を見つけましたのでご紹介させて頂きます。
こちら、静可山入口にある花壇で咲いておりました。
ムシトリナデシコと言います。
ちょうど、虫が飛んで来ているところを撮影出来ましたね。
しかし、食虫植物ではないので、この虫は捕らえらる事はありません。
むしろ、蜜を吸う事によって、受粉してくれる虫は大歓迎なのです。
別名で、ハエトリナデシコ、コマチソウ、ムシトリバナとも呼ばれております。
虫取り撫子という名前の由来は、茎上部に粘液を分泌する部分が帯状にあり、
この粘着部で小昆虫を捕らえることから付けられました。
例えば、小さなアリは、花の蜜をとるだけで、効果的な受粉になりません。
茎をよじ登って花に達するのを妨いでいると考えられております。
実に賢い花ですね。

ムシトリナデシコ
花の下の部分の茎も上部のところがベタベタしていて、
土をかけてみたところ、こんな感じでくっつきました。
ここで、小さな虫が茎を伝わって、よじ登れない様にしているのですね。

ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコの葉です。
ムシトリナデシコ

植物というのは、いろいろと面白い性質を持つのもあるのですね。
またひとつ勉強になりました。

お庭にアジサイが咲きました

アジサイ
気温は、19℃となり、涼しい朝を迎えております。
半袖だと、少し寒いぐらいです。
ところで、アジサイと言えば、梅雨の花ですが、草津温泉では、夏に咲き始めます。
当館のお庭にも、綺麗に咲いておりました。
雨の降る日は、紫陽花の花は、綺麗ですね。

アジサイとお庭
お庭で、ビールを飲みながら、ゆっくり寛ぐのもいいですね。
当館は、館内のパブリックスペースは禁煙ですが、
こちらには、灰皿を置いてあります。
森から野鳥の声が、聴こえて参ります。

ゆっくりとお寛ぎくださいませ。

道の駅草津運動茶屋公園で咲いている花々 2021年7月30日撮影

オオバギボウシ

道の駅草津運動茶屋公園の高山植物園では、
次から次へとたくさんの花が咲いております。
現在、咲いている花を紹介させて頂きます。
こちらの花は、オオバギボウシです。

オオバギボウシ

こちら、ギボウシです。
ギボウシ

ギボウシ

オカトラノオです。
オカトラノオ

もう、リンドウが咲き始めました。
リンドウ

コマクサは、ほんの少しですが、まだ咲いておりました。
コマクサ

草津温泉にお越しの際は、是非、ご覧くださいませ。

リョウブ(令法・リョウブ科の落葉小高木)別名 ハタツモリ

リョウブ
今年(2021年夏)は、いろんな花の開花がとてもいいですが、
西の河原公園を歩いてみると、一面真っ白な花に覆われた木がとても目立ちました。
毎年、こんなに咲いていたでしょうか?
こちら、リョウブ(令法)の花です。
リョウブの若葉は、昔から食用とされておりました。
平安時代の深刻な飢饉の時代に、
農民へ田畑に一定量のリョウブを植え、飢饉に備える様に命じた令法(官令)が出されたところから、
令法の字をリョウブと呼ぶ様になったそうです。
別名ハタツモリとも呼ばれており、漢字で書くと畑積り、畑つ守などとあります。
これも同様に田畑のある程度のリョウブを見積もって植えなさいという事でしょうか?

リョウブ

リョウブ

リョウブ

リョウブ

リョウブ

リョウブ

リョウブ

こちら、ノリウツギとリョウブです。
リョウブ

リョウブの花は、全国あちらこちらでやたらと見かけますね。
しかし、名前の由来を調べてみると面白い事が分かりました。
とにかく、今年はたくさん咲いてます。
是非、ご覧くださいませ。

ベニガク(紅額・アジサイ科アジサイ属)

ベニガク
ベニガク(紅額)の花です。
西の河原公園で咲いておりました。
インターネットで調べましたところ、
アジサイ科アジサイ属の花で、ヤマアジサイの変異種である事が分かりました。
ところが、最近の研究結果によると、エゾアジサイの中間的形質をもつ事が分かって来たというのもあります。
また、ヤマアジサイ(ベニガク)と表記されているのもありました。
ヤマアジサイは、ベニガクなのかと思ってしまいます。
そして、アジサイ科ではなく、ユキノシタ科アジサイ属であるというのもありました。
何が本当で、何が間違っているのか、さっぱり分かりませんね。


こちらはヤマアジサイですが、
何か、これが本当にヤマアジサイなのか自信がなくなってきました。

ベニガク
ベニガクは、最初の頃に白色なのが、だんだん紅くなるというのもありました。
確かに、白っぽいのもありました。
ヤマアジサイが紅くなるというのもありましたが、たぶん、これは間違っていると思います。

西の河原公園で撮影したベニガクです。

ベニガク

ベニガクは、装飾花が赤くなっているところから、この様な名前が付けられました。
紅額ではなく、紅鰐というのもありました。

いや~~、植物って奥が深いですね~。
私の見つけた花で、まだまだペンディング中の花がいろいろとあります。
分かり次第、ブログに掲載したいと思います。
どうぞ、お楽しみに!

道の駅 コマクサは、まだまだ満開です 2021年7月14日撮影

コマクサ
道の駅草津運動茶屋公園で咲いているコマクサです。
5月下旬頃から咲き始めておりますが、
遅咲きのコマクサがたくさん咲いております。
まだまだ、満開ですね♪
コマクサの開花時期はとても長く、
8月上旬ぐらいまで、鑑賞を楽しめそうです。

コマクサ

コマクサ

コマクサ

コマクサ

コマクサ

コマクサ

草津温泉にお越しの際は、道の駅にお立ち寄り頂き、是非ご覧になってください。

シャクナゲの新葉 

シャクナゲの新葉
白根神社の境内にあるシャクナゲです。
花が咲き終わって、新葉が生え始めております。
こうして、シャクナゲは成長していくんだなと、実感が湧く画像ですね。
ところで、毎年、こんなにたくさん生えてましたっけ?
今年は、花付きがよかったので、新葉もいっぱい生える様になったのでしょうか。

シャクナゲの葉は、このまま、細く丸まって越冬します。
新しく葉が生えれば、それが毎年大きくなって来る事でしょう。

来年は、さらに大きなシャクナゲを見る事が出来るので、楽しみですね。

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

シャクナゲの新葉

白根神社で、実にたくさんのシャクナゲがこんな状態になっております。
湯畑へ行かれる際、白根神社を通って行く方法がございます。
是非、お立ち寄りくださいませ。