オミナエシ(女郎花)の花です。
秋の七草のひとつです。
ついこの間まで、春の七草が咲いていたと思ったら、
もう、秋の七草が咲き始めております。
草津温泉は、春らしくなるのが遅く、秋が来るのが早いと、
実感させられますね。

白根山でコキンレイカ(ハクサンオミナエシ)が咲いておりましたが、
これと同じ仲間ですね。
全草を乾燥させて煎じたものを敗醤と言って、
解熱・解毒作用があるそうです。
イワオトギリの花です。
オトギリソウの亜高山、高山地域に自生する種類の植物です。
オトギリソウ‥‥‥
名前を聞くだけでは、おとぎ話のかわいい様な事を連想しますが、
感じで書くと、弟切草。
弟を切る草!?
オトギリソウの草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を
兄が切り殺したという平安時代の伝説により、
弟切草と言う名前がついたそうです。
この様な、不吉な伝説から、
その花言葉も、「怨み」とか、「秘密」とか言ったものとなります。
その生薬は、小連翹(しょうれんぎょう)と言い、
鎮痛剤、湿布、傷薬などに使われる様です。
今では、インターネットで調べればすぐに分かります。
本白根山では、只今、見頃となっております。
是非、見つけてみてください。

ベルツ通り添いでも、多く見かけますが、
こちら、キクイモモドキ(菊芋擬き)の花です。
北アメリカ原産の花で、明治時代中期の鑑賞用に
導入された多年草ですが、栽培されていたものが
野生化した植物です。

別名、ヒメヒマワリ、ヘリオプシス、ヘリアンソイデス、
などと呼ばれている様です。さらに、イシイモ?
ところで、なんで、ヒメヒマワリ?
このヒメヒマワリ単独で調べてみると、ヒマワリ属の1年草?
キクイモモドキは、多年草?
私もヒメヒマワリを種から育てた事がありますが、
まったく違うイメージなので、鑑賞用のヒメヒマワリとは、
また別物かもしれません。
確か、小さなヒマワリの様な花がたくさん咲いた様な気がします。
何か、ややこしいですね。

ヒマワリの様で、そうでない花。
インターネットで調べてみると、
ヒマワリモドキ属のヒマワリモドキ
なんて言うのもありました。
これほどまでに、雑草の如く、たくさん咲いているのに、
こんなに悩まされるとは、おもいませんでした。

葉は少し光沢があり、対生し、
葉身は5~15cmぐらいの大きさで、
先が尖り、縁に鋸歯があります。

なんで、キクイモモドキと言うのか?
これは、キクイモと言う花があって、
この花は、根に芋の様な茎塊が出来ます。
キクイモモドキは、キクイモに似てますが、
茎塊が出来ないところから、キクイモモドキと言うそです。
こちら、キクイモの花と茎塊です。

ウィキペディアより
この種の花は、回りの花びらの様なものは飾りで、
真ん中に多数あるのが花です。

その証拠に、蝶が花の蜜を吸っている瞬間の画像が
こちらです。

お車で、当館へ来られる際、今咲いている黄色い花が
この花です。
是非、見つけてみてください。

このブログでも紹介した事がありますが、
オオヤマフスマの花です。
しかし、ただのオオヤマフスマでは、ありません。
普通のオオヤマフスマと違うところは、
葯の色が、紫色をしております。
この花、何と言う花なのか、非常に悩みました。
Googleで、画像検索しても、これと同じ花はありませんでした。
こちらが、画像検索した結果です。
https://goo.gl/RavHRN
もしかして、オオヤマフスマの変種を新発見かもしれない!
新しい名前が付けられる!と、心弾ませておりました。

こちらが、一般的なオオヤマフスマです。
葯の色は、普通、真っ白です。
こちらは、草津町の前口にありますザゼン草公園で
咲いておりました。
オオヤマフスマについて研究をされている先生を探してみたところ、
首都大学東京で、オオヤマフスマについて論文を書かれた事の
ある先生を見つけ、質問のメールを送りましたら、
実に丁寧に応対してくれました。
「中部地方や東北地方でいろんなオオヤマフスマを見ているが、
この様に、葯の色が紫なオオヤマフスマは、見た事がない。
標本を送ってほしい。」
との事で、標本を送り、調べて頂きました。
そして、いろんな文献や標本を調べて頂いた
途中経過の連絡を頂きました。
この葯が紫色の集団がある事は、新発見との事でした。
しかし、種内変種として、
オオヤマフスマの範疇に含まれるそうです。
葯の色が違うだけでは、新種として認められませんでした。
例えば、ミスミソウという花は、
葯の色が白や,ピンク,紫などがありますが、
それらに名前がつかられていることはありません。
ミスミソウについて画像検索した結果です。
https://goo.gl/TFj0NU
また、アメリカ産で葯の色が暗紫色に変化したものが報告され、
var. tayloriaeという変種での扱いを提案した人が過去にいたようです。
しかし一般には認められなかった様です。
その画像検索した結果がこちらです。
https://goo.gl/KFLr6L
過去にも見つけた人がいたんですね。
しかし、日本での新発見の太鼓判を押されましたので、
それは、それで嬉しい限りです。
私は、良い夢を見させて頂きました。
ニュースなどで報じられたら、どうしようと、
テレビに出ている自分を思い浮かべながら、
ニヤニヤとしておりました(笑)
私は、この花を見て、葯のところが頭で、
湯揉みをしているみたいなので、クサツユモミフスマなんて
言うのを考えておりました(笑)
また、別名でヒメタガソデソウと言うので、
ユミタガソデソウなんて言うのを考えたり・・・・(笑)

この花は、もう既に、ほとんど終わってしまいました。
草津道の駅、運動茶屋公園で、草津ロータリークラブの
記念樹もまわりにたくさん咲いておりました。
来年に同じ花がたくさん咲いてくれる事を祈っております。
草津温泉でしかご覧頂けない花を
これほど多く、気軽の見て頂ける頃は稀だと思います。
是非、来年の春頃の開花をお楽しみに!

白根山のハイキングコースで、
奇妙なものが生えております。
こちらもガイドさんの説明なしでは、見過ごして、
通り過ぎた事でしょう。
イオウゴケという植物です。地衣類だそうです。
さて、地衣類とは。菌類と藻類(主に緑藻やシアノバクテリア)
が共生関係を結んでできた複合体の事で、
分類学(国際植物命名規約)上は、その複合体を構成する
菌類(共生菌)のことを地衣類とみなしているそうです。
何の事かさっぱりわかりませんね(笑)
藻類は、草津温泉ではイデユコゴメがおなじみですが、
菌類は、キノコとかカビなどを示し、
これが合体した植物なのでしょうか?
イオウゴケは、温泉地や、火山地帯など、
硫黄分の多いところでもたくさん分布するところから、
硫黄苔という名前が付いたそうです。
拡大した画像です。
真っ赤な唇みたいですね。
これ、マリリンモンローの唇みたいだと言う事で、
モンローリップと言う名前もあるそうです。
実にセクシーな名前が付いているんですね。
こちらも、ハナゴケ属の仲間です。
この植物が生えているところで、ほんの少しだけ、
イオウゴケが生えてます。
これを見つける事が出来れば、ラッキーですね♪
是非、草津白根山のハイキングをお楽しみください。

草津に生えている笹は、
すべてクマザサと思っておりましたが、
こちらネガマリダケ、別名でチシマザサという笹です。
コマクサリフトを降りて、白根山へ行く時、
最初にご覧いただけます。

ネマガリダケの筍は、
山菜として召し上がって頂く事も出来ます。
基部が弓状に曲がっているところこら、ネマガリダケと
呼ばれているそうです。
また、千島列島の南部に多く分布されているところから、
チシマザサとも言います。

こちらには、なんと、60年に1度しか咲かないと
言われております、笹の花が咲いておりました。
40年~60年に1度と言われており、
とても縁起の良いものに思えますが、
調べてみると、いろいろと不吉な事が書かれておりました。
笹は、この花が咲くと枯れてしまうそうです。
また、地震の前兆であるとか。。。
10年前ほど、草津癒し森歩道ロイヤルコースの近くにある
大谷地池の近くで、やはり笹の花が咲いておりましたが、
その時は、大地震などはありませんでした。
気の持ちようで、珍しい花を観れてラッキーと思えば、
幸運ですね。
ぜひ、白根山へ行かれる際、見つけてみてください。

コケモモの花です。
本白根山遊歩道のハイキングコースで、
コマクサ群生地の手前で多く見られます。

コケモモは、耐寒性に優れ、
-40℃になっても耐える事が出来、
広葉樹では珍しく、真冬でも葉を落としません。
しかし、夏の暑いところでは、生育しにくいと言われております。
白根山の様に厳しい環境だからこそ、育つ花なんですね。
コケモモは、赤い実となり、甘い果実となります。
ブルーベリーの様にジャムして食べたり、
ジュースなどにしたりしても美味しいそうです。
「コケモモ」には、有機酸、ビタミンC、βカロテン、
ビタミンB類、カリウム、カルシウム、マグネシウム、
リンなどが含まれていると言われております。
何か体に良さそうですね。
しかしながら、ここは国立自然公園です。
採るのは、絶対にいけません。
でも、写真を撮るのは自由です。
鑑賞だけをお楽しみいただければと思います。

コケモモは、苔の様に地を這う様に生え、
赤い木の実をつけるところから、コケモモ(苔桃)と
名づいた様です。
暑い夏、標高2000m以上を登る本白根ハイキングコース、
爽やかで涼しく、いろんな花が咲いていて、
とても気持ちいいです。
草津温泉にいらしたらなら、是非お出かけください。