これを見ると、春がくるんだなと、ほっとする画像です。
草津町の前口地区で咲き始めました。
もう、一歩一歩、春に近づいております。
これから、暖かくなったり、寒くなったりして、
春がやって来るんですね。
昨年の春は、全国緊急事態宣言で、
草津温泉では観光のお客様がいなくて、とても寂しい思いをしました。
今年の春には、コロナが落ち着く事を願うばかりです。
タニソバ(谷蕎麦)の花です。
西の河原公園や、天狗山第一駐車場の周辺で咲いておりました。
以前、アキノウナギツカミやミゾソバなどを紹介させて頂きました。
とても似ておりますが、名前は違う花です。
只今、この3種類の花が、同時に咲いております。
こんなに同じ様な花が咲いていると、混乱してしまいますね。
こちらが、ミゾソバです。
西の河原公園駐車場のあたりで咲いておりました。
葉の形に特徴があります。
こちらが、アキノウナギツカミです。
西の河原公園で咲いておりました。
葉のところと花の咲いているところが離れております。
タニソバ(谷蕎麦)は、山地の谷筋や湿地に自生し、
実がソバ(蕎麦)に似ているところから、この名が付けられたそうです。
似た様な植物で、名前が違う花、実にたくさんありますね。
調べているうちに時期を過ぎてしまい、
ブログに掲載出来なかった花も多数あります。
こういう事をしているのが、
だんだん楽しくなって、ハマっております。
いろんな花を発見して調べ中の花もいろいろとあります。
今後の花図鑑掲載をお楽しみに!
ゴマナの花です。
草津温泉道の駅、つつじ園周辺で咲いておりました。
胡麻の葉に似ているところから、胡麻菜という名前が付いたそうです。
こちら、胡麻の葉です。
写真ACより
ごちら、エゴマの葉です。
写真ACより
う~ん、似ていると言えば、似ているのでしょうか。
ゴマナの新芽、若芽、若い茎は、揚げ物、天ぷらでお料理になるそうです。
また、あえもの、おひたし、汁の実、油いためにも出来るそうです。
花の咲いていない新芽を見極めるのは、きっと難しいでしょうね(笑)
胡麻菜の「菜」は、こうして食べられますので、胡麻菜という名前がついたそうです。
そんなにきれいな花ではありませんが、
当ブログは、草津温泉で、私が見かけた花、
名前を調べたり、どんな植物なのかを調べております。
これが、以外な発見があって面白いと思っております。
分からずに調べていて、時期がとっくに過ぎてしまった花もあります。
今後とも、どんな花が登場するか、どうぞお楽しみに!
アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)の花です。
西の河原公園鬼の相撲場碑のある池の周辺でたくさん咲いております。
各地の湿地や水辺で普通に見られる花ですが、
名前までは分かりませんでしたので調べてみました。
多く枝分かれして、つる状に伸び、長さ1m前後です。
枝先にまばらな穂を出して淡紅色の小さな花をつけます。
名前の由来は、秋に花が咲き茎に生えた刺で、
鰻が攫めそうだということから由来します。
本当に掴む事が出来るのか、試してみたいですね(笑)
花は、開いているのは、ほとんどありませんが、珍しく咲いている花がありました。
当館から歩いて行ったとしたら、西の河原露天風呂を超えて、さらに奥に行ったところにございます。
秋のいろんな花が咲いてます。是非、お出かけくださいませ。
イヌゴマ(犬胡麻)の花です。
別名は、チョロギダマシ(草石蚕騙し)とも言います。
西の河原公園で咲いておりました。
天狗山第1駐車場より、公園に入る入口付近で咲いております。
イヌゴマは、ゴマの花に似ており、イヌは「異ぬ」と表現され、
ゴマとは異ぬ花、「イヌゴマ」と呼ばれる様になったそうです。
PHOTO-ACよりダウンロード
こちらが、ゴマの花です。
似ていると言えば、似てますね。
別名:チョロギダマシ(草石蚕騙し)
また、別名のチョロギダマシは、
草姿が塊茎を食用にする栽培種のチョロギに
似ているところから名付けられたというのもあります。
でも、食用にならないので、チョロギダマシと別名で名付けられた様です。
PHOTO-ACよりダウンロード
こちらが、チョロギです。
西の河原公園で可愛らしく咲いております。
是非、ご覧くださいませ。
イタドリ(虎杖)の花です。
そんじょそこらに咲いている様な、ただの雑草に見えます。
山野や道端、土手などのいたるところで群生している花です。
何も気づかずに通り過ぎてしまいますね。
当館から湯畑に行く途中、白根神社の近くで咲いておりました。
イタドリについて調べますと、
いろいろと面白い事が分かったので、
紹介させて頂きます。
イタドリの若葉を揉んだものは、傷薬として使われており、
痛みを和らげる事から、「痛み取り」の薬、
イタドリと呼ばれる様になったそうです。
何故、虎(とら)と杖(つえ)と書いてイタドリと読むのか不思議ですね。
漢方では、生薬名が虎杖根(こじょうこん)と呼ばれているそうです。
「虎」は若い芽にある紅紫色の斑点が虎の斑模様の皮に似ているところから
「杖」は茎にたとえられて、来ているそうです。
以前に摘み草サミットというのがあり、
食べた事がありました。
それが、こちらです。
これは、イタドリ、コゴミ、ヨモギなどです。
イタドリの花、湯畑に行く途中にございます。
是非、見つけてみてください。
ヘレニウム、和名ダンゴギクの花です。
今は静可山方面へは通れなくなりましたが、分かれ道のところに咲いておりました。
日本では、まるでお団子が乗っかっているかの様に見えるので、
ダンゴギク(団子菊)という名前が付いた様です。
学名は、ヘレニウム。
古代ギリシャ時代の王妃ヘレネに由来します。
その美貌で有名だったヘレネをめぐって国同士の戦争にまで発展してしまったそうです。
その戦いで多くの人達が命を落としました。
自分を奪い合う戦争で、多くの人が犠牲になった事に嘆いて、
ヘレネの流した涙から生まれた花だと伝えられています。
日本のダンゴギクと、ギリシャ神話のヘレニウム、
なんか考え方が偉い違いですね(笑)
こちらの花は、アメリカが原産国となっております。
アメリカでは、この花を嗅ぎタバコにして、くしゃみで悪霊を追い払う儀式に用いていたそうです。
そこで、「Sneeze weed」(くしゃみ草)とも呼ばれています。
モナルダの花です。
こちらは、調べてみますと苗の販売もしている様で、園芸品種の花でしょうか?
それとも、自然に咲いている花でしょうか?
こちらは、草津温泉道の駅運動茶屋公園で咲いておりました。
ここだけと思いしましたが、実にいろんなところで
咲いておりましたので、草津温泉の花図鑑として紹介させて頂きました。
モナルダの名前は、いろんな呼び方がある様です。
和名では、タイマツバナ(松明花)、ヤグルマハッカ(矢車薄荷)という名前があったり、
その他の名前では、ベルガモット、ビーバーム、ホースミントろも呼ばれております。
今回の草津温泉花図鑑では、やたらとタイトルが長くなってしまいました。
「モナルダ」は、スペインの薬用植物学者ニコラス・デ・モナルデスが、
1569年に書いた新大陸の薬草の記述にちなんで名付けられたものだそうです。
真っ赤に燃える様に咲く花、まるでたいまつ(松明)の様なので、「タイマツバナ」。
「ヤグルマハッカ」は、薄荷(ハッカ)の近縁種の花で、
鯉のぼりにつける矢車に似ていることからつけられたそうです。
「ビーバーム」とは蜂の鎮痛剤という意味だそうです。
ここで、蜜を吸っている蜂に近寄っても刺しに来ないとか?
コンビニのローソン、ベルツ通り店の近くでも咲いておりました。
是非、見つけてみてください。